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小学受験・子育てについての相談コーナー①~子どもの上手な叱り方を教えてください。(最新版)(塾生・会員生・中村教室グループ塾生・保護者共通)

小学受験・子育てについてのご相談コーナーです。ご覧の上、お子様の子育てにお役立てください。お子様は一人一人個性があります。お子様の為にお母さま方はしっかりと愛情を持って育ててください。

お母さま方へ~お子様の子育てのヒントにしてください。

1 子どもの上手な叱り方を教えてください。

Q 二歳の男の子です。どのように叱ったらいいのかわかりません。なにしろ日頃から言うことを聞きません。もうすぐ幼稚園なのに、このままほっておいて入園してからちゃんとやっていけるのか、私立受験も考えていますが、とても心配です。友だちに興味はあるようなのですが、すぐに叩きます。また、「これをしてはいけません」と何度も繰り返し注意しても効き目がありません。私の育て方や叱り方が悪いのでしょうか?

A 二歳のお子さんで、日頃からお母さんの言うことが聞けないのですね。叱り方を考える前に、まずお母さんに、ご自分のお子さんに対する態度を振り返ってみていただきたいと思います。
子どもは“親の言うことは聞かないけれど、親のしていることは真似をする”のです。お子さんが、お母さんやお父さんの「人の言うことを聞かない」という行動を、毎日の生活の中で見てはいないか?ということです。
お母さんご自身が「周囲の人の言うことを聞かない」見本を見せ、また、お子さんの言うことを聞いてあげていないということはないでしょうか?
子どもは、自分の言っていることを一番の身近な存在であるお母さんに聞いてもらい、希望をかなえてもらうという経験によって、人の言うことに耳を傾けることのできる人間になれるのです。つまり「目からの刺激で行動を習得する」ということがあります。
子どもの一番の手本は、一番身近なお母さんの行動ですから「子どもにしてほしいことは自分が行動で示す」ということをいつも考えていただきたいと思います。
その上で、効果的な叱り方について考えていきましょう。
わが子を上手に叱ることは、とても大切なことです。決して「叱らないこと」がよいことではありません。ポイントとしては、以下の点に気をつけてください。

1、その場で叱ること。
2、できる限り感情をまじえないこと。
3、子どもの目の高さまで背をかがめて、目を見て言うこと。
4、どうしてそんなことをしたのか聞ける状態であれば聞くこと。
5、どうして叱られているのかが本人にわかるようにはっきり言うこと。
6、叱ったあとで「お母さんはあなたが大好きよ」と言って、抱っこをしたり背中をなでたりすること。
7、叱らなければいけないと感じた時は、必ず同じように叱ること。同じことをしているのに、叱ったり叱らなかったりという態度はいけない。

「これをしたら叱られる」と、子どもが思うようにすることが大切です。一回叱られたら、もうそれでしない子どももいますが、それはごく少数です。ほとんどの子どもは、叱られても同じことを何回も何回も繰り返します。それが普通です。決してあなたの育て方が悪いわけではありません。
そして、何度も何度も同じことで叱られているうちに、子どもの耳にお母さんの声がこびりつきます。やがて、そのことをしようとすると、それまではやってしまってから聞こえていたお母さんの声が、やる前に、自分の心の中で聞こえるようになります。
そうこうしているうちに、だんだんと自分の行動を自分でコントロールできるようになっていくのです。

一回や二回叱って、その行動を完全に止めさせるというような叱り方は、ある意味ではよい叱り方ではありません。それができるお子さんもありますが、たいていの場合は、叱り方が厳しすぎて(体罰など)、子どもを強く抑圧しているだけです。つまり、子どもに恐怖心を与えているだけなのです。
だから「これは昨日も言ったね。しないでね」という、叱る側としては非常にストレスのたまるような叱り方がベストの叱り方だといえます。
つまり「その子の存在を認めて、行動を認めない」ということです。
叱るためのエネルギーの消耗やストレスも大変でしょうが、そこは根気です。頑張って、感情をまじえないで叱ってほしいと思います。子どもを叱る、ということを通じてお母さんご自身も成長できるのです。

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