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2019年(平成31年)中学受験情報:これからの社会に求める力とは?私立中高一貫校におけるキャリア教育と国際(グローバル)教育を考える!(最新版)(塾生・首都圏地区受験クラス・会員生・中村教室グループ塾生・保護者共通)

今年も残すところ約1ヵ月!現6年生たちが来春の中学受験に向け、ラストスパートをかけるなか、先輩たちに負けじと、5年生の皆さんも受験勉強に励んでいることでしょう。
小5「統一合判」テストも今回で4回目。保護者の皆さんには、今回のテスト結果を生かし、来年から本格化する受験勉強に結びつけてほしいと思います。

2030年には雇用者数が240万人減少!?

わが子が現在取り組む受験勉強を乗り越え、再来年の春に見事目標中学に入学、その後中高の6年間を経て大学や大学院を卒魚うして社会に出る2030年以降、私たち大人が経験していない近未来の社会はどのような変化を遂げているのでしょう。

アメリカ・ニューヨーク市立大学大学院センターのキャシー・デビッドソン教授は、「2011年にアメリカの小学校に入学した子どもたちの65%は、大学卒業後に、今は存在しない職業に就く」と予測。また2017年には、AI(人工知能)技術がこのまま社会に普及すると、日本の国内総生産(GDP)が2030年に50兆円増える一方、雇用者数は240万人減るとの計算が、三菱総合研究所から発表されました

かつて英国のオックスフォード大学で人工知能などの研究を手がけているマイケル・A・オズボーン氏が、「今後10~20年程度で、約47%の仕事が自動化される可能性が高い」と提言したように、今後はAIの急速な進化により、新しく創出される仕事もあれば、近い将来には消えてなくなる仕事もあるということです。

こうした時代の変化に伴い、日本におけるグローバル化も、かつてないほどの勢いで急速に進んでいます。現在の小学生が社会に出る頃には、いま以上に、世界やアジア諸国のなかでも経済的な競争は激しいものになるでしょう。しかも競争だけではなく、世界各国の人々と意思を通わせ、協働・協調、そして共生を図りつつ、グローバルな意識や視点で物事を考え、国家や民族の壁を超えて地球全体に課せられた諸問題を解決していく力が求められる時代となるのです。

いま世界のビジネスの第一線で活躍する保護者の皆さんの中には、将来の新たな社会を担う、わが子の世代に求められる力がどのように変化していくのか、すでに実感されている方も多いのではないでしょうか。

教育が担うものが、個人の幸せと同時に、社会(民族や国家、世界)の安定(平和と繁栄)だとすれば、経済や政治など、さまざまな意味で「国境がなくなる」今後の社会では、グローバルに物事を考え、論じ、実現・実行することのできる人材が求められます。

そのためには、当たり前に英語で話すことができ、国や民族、文化の違いを越え、互いの意思や主張を尊重しながら理解し合える力が必要になるのです。

環境やエネルギー問題など、今の世界が抱えるさまざまな問題について、自ら問題意識を持ち、調べ、解決する、「クリティカル・シンキング」の力もこれからは必須となるでしょう。

また、このような社会で大きな仕事を成し遂げるには、仲間のサポートも必要になります。そのためには、豊かな学力や知識・教養に加え、対話的なコミュニケーションの力、多文化のもとで共生・協調できる力、人々をまとめリードする力、そして多くの仲間と力を合わせて(コラボレーション)、双発的・相乗的な力(シナジー)を発揮できるような、幅広い人間力が求められるのです。今後は国境を越えた相互理解の手段として、音楽・芸術・スポーツなどの素養も求められる時代になるでしょう。

こうした活動をするときの行動や考え方のベースには、人々の自由な意思(リベラル)や公正さ(フェアネス)、正義(ジャスティス)、寛容(トレランス)などを大切にする精神性や意思の力、さらに行動規範も欠くことのできない要素となります。

しかし、このような人間的総合力は、簡単に身につけられるものではありません。だからこそ、人生で最も多感で吸収力のある中高生の時代に、これらの力の基礎となる学力や人間力を育て、さまざまなことを仲間と一緒に体験できる私立中高一貫校こそ、これからの教育に適した環境といえるのです。

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