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2019年(平成31年)中学受験対策:「模擬試験」を100%活用しよう。4科の模試活用法(最新版)(塾生・会員生・中村教室グループ塾生)

受験生のみなさんに、「模擬試験」の活用法をお伝えします。志望校対策のヒントにしてください。くり返し読んで自分のものにしましょう。

ポイント① 軸となる模試を連続で

模試は塾や教材の会社など、さまざまな団体が実施しますが、同じ模試を受けていくのが基本的な取り組みです。
算数や理科、社会の問題はこの時期から冬までの3、4回で、すべての範囲をカバーするように構成されています。「軸」となる模試を受けつづけることで苦手な部分が克服できているかどうかがわかり、補強が必要な分野をとらえることもできます。

そのうえで別の模試を1、2回受けるのもいいでしょう。出題の傾向や形式に慣れていないことで、本番で初めて見る場合を想定した練習になります。
志望校別の模試は、各校のレベルに合わせた出題内容なので難易度が高くなりがち。成績にこだわらず、慣れることに主眼をおくのも一つの方法です。

1回目 → 2回目 → 3回目

ポイント② 目標を決めて臨む

模試は勉強した成果を試す機会でもあります。自分なりに目標を決めて受けましょう。
たとえば苦手対策として重点的に勉強したところがあれば「その分野からの出題は8割以上の得点をめざす」といった感じ。「計算ミスをしない」「問題文を正確に読む」「誤字・脱字がないように解答を書く」などもいいでしょう。弱点や課題が解消されていけば、本番でも得点の伸びが期待できます。ただし、あまりよくばらず。目標は2つぐらいにしぼるのがコツです。

試験が始まったら、まずはすべての問題に目を通し、どこから手をつけるか作戦を立てます。模試で「解答のペース」をつかむ練習を重ねておくと、本番でも必ず役立ちます。

問題文をよく読む!
計算は満点!!

ポイント③ まちがいは復習で補強

いちばん気をつけたいのが「受けっぱなし」にしないこと。はやめに答案を見直し、復習することが大切です。
問題用紙(冊子)の余白に答えを書いておき、帰宅後に模範解答と照らし合わせて採点します。まちがえた問題は解き直し、解説を読んで理解を深めます。

答案が返却されたらもう一度、見直しに取りかかります。正答率が高いのにまちがえた問題は、特に注意が必要。テキストの基礎から復習するのが効果的です。
まちがえた理由を探ることはもちろん大事ですが、本人だけでは難しいかもしれません。周りの家族がいっしょに考えるのがおすすめ。理由を突き止めたり、「これが原因かな」と気がついたりしたら、次の模試で対策を取り入れ、同じミスをくり返さないようにします。

模試答案 もう一度見直そう!

ポイント④ 結果に一喜一憂しない

成績表には偏差値や志望校に合格する可能性が示されます。こうした結果に一喜一憂しないことが重要です。
これまでの勉強で力が高まったとしても、その成果が結果にあらわれないことがよくあります。身につけた知識の整理が頭のなかで追いついていないからです。思うような結果が出なくても、この時期にあせる必要はありません。

家族は後ろ向きなことばを口にしないように注意します。よくあるのが、前回の模試と同じぐらいの偏差値をマークしたときに「勉強が足りないんじゃないの」などと小言を並べることだといいます。でも、これは大きな勘ちがい。受験生のほとんどが力を高めるなかで前回並みの偏差値をとれたとすれば、十分にがんばっている証拠にほかなりません。

気にしない



4科の模試活用法

【国語】

模試の読解問題から入試の潮流がわかる

秋からの勉強では、志望校の過去問の演習が中心になっていると思います。けれども、過去問はあくまでも「目安」。来年度の出題傾向や形式がこれまでと同じとは限りません。素材文(問題の文章)が長くなったり、記述式で答える問題が増えたりすることがよくあります。

模擬試験(模試)は、初めて見る問題に対応するための練習ができる貴重な機会。問題を解くときの時間配分を身につけるトレーニングもできます。いろいろなタイプの問題をどの程度の時間で解くことができるかを把握する場として活用します。

模試の作成者は入試問題をよく研究しており、模試を受けることで素材文の「潮流」を知ることができます。ここ数年は物語文では「部活動での人間関係」をえがいた作品、説明文では「環境」「グローバル化」「平和」などをテーマにした文章がめだちます。こうした作品や文章に慣れることも模試を受けるねらいといえるでしょう。

返却された答案を見直すとき、「正解がわかった」というだけで終わりにしてはいけません。なかでも選択式で答える問題は「正解の理由」「まちがえた原因」を理解するのが大切。直感で選んだら、たまたまあたったという例も少なくありません。正解の根拠となる部分を読み取り、解答する習慣を身につけます。記述式の問題でまちがえた場合は解説を読んだうえでもう一度、正答を書いてみます。
受験生自身がこうした作業に取り組むのは難しいかもしれません。家庭教師や塾の先生に質問し、きめ細かく指導してもらいます。

模試で出た漢字や慣用句、ことわざなどは必ず覚えます。志望校の入試で独立した大問として出題されなくても読解問題を解くときに役立ちます。

【算数】

解くスピードを確認 今後の対策に生かす

算数の力は演習の量に比例します。日ごろから多くの問題を解くように心がけましょう。
演習では、たくさんの解法パターンを覚えるのがポイントの一つです。パターンを覚えれば、解くスピードがぐんとはやくなり、短い時間でより多くの問題に取り組めるようになります。
模試でも解くスピードをチェックすることをおすすめします。

出題のほとんどは計算問題、一行問題、難易度の高い大問といった順に構成されていますが、この順番通りに解く必要はありません。解ける問題から取り組むのが鉄則です。大問の前半に盛り込まれた小問が比較的簡単な場合もありので、こうした問題から手をつけます。解法が思いつかなければとばし、ほかの問題を解いたあとにもう一度、取りかかります。

模試での練習をもとに「難しい問題に多くの時間をあてるため、計算や一行問題を解くスピードをはやくしよう」などと作戦を立てれば、これから取り組みたい勉強の方向性もイメージできます。
答案が手元にもどってきたら必ず復習。正答率が40%以上なのにまちがえた問題は、テキストで基礎から標準レベルの類題をおさらいします。正答率が20%未満の問題なら、まちがえてもそれほど気にする必要はありません。正答率が高い問題で確実に得点することを、第一の目的としましょう。

まちがえた問題を解き直すとき、ほかの科目と同じように原因を考えます。「計算ミス」「問題の読みまちがい」「単位のまちがい」――こうしたミスを軽く考えているといつまでも改善することができず、本番でも同じミスをくり返す心配があります。周りの家族がチェックして、本人に自覚させることが必要です。

【社会】

まちがえた問題の記述部分を探そう

多くの塾では、授業のなかで模試を見直します。不得意な人は、それ以外に必ず自分でも見直すようにします。
社会を苦手としている受験生は、模試でまちがえた問題を「テキストのどの部分に書かれているか探しなさい」といわれても見つけられない場合が少なくありません。書かれているところを探しだせるようになるだけでも、確実に力は高まります。自分でテキストにあたり、学ぶ姿勢が何よりも求められます。

偏差値が50前後の受験生は「用語自体は知っているのに問題として問われると、その用語が思い浮かばない」ということが多いようです。一問一答形式なら答えられても、角度をかえて問われた途端に答えられなくなることもあります。テキストの関連部分を、太字以外もふくめてきちんと読み、流れを頭に入れることが欠かせません。

偏差値が60以上の場合は少しレベルの高い勉強に取り組みます。たとえば、歴史では重要な用語を覚えることはもちろん、「通史」をとらえます。模試では農業史や外交史、政治史などのように分野ごとによく出題されます。本番の入試も同様です。模試で解いた分野別の通史を整理して身につけましょう。

入試では資料やグラフなどを読み取る問題を出す学校が増えています。最近は、資料の文章が長めになる傾向があり、社会そのものは得意なのに、こうした問題を苦手とする受験生もめだちます。模試で出題されることも多いので、まずは慣れるように心がけるのがポイント。資料の重要な部分に線を引くなど、自分なりにいろいろな方法を試してみるといいでしょう。
また、模試で取り上げられる時事問題のテーマは本番でも出題される可能性があるので必ずチェックします。

【理科】

物理・化学が苦手なら基礎の確認に集中する

理科の場合、模試を実施する団体によって難易度に差があります。志望校のレベルに合う模試を受けることが大切です。どの模試を受ければいいのかわからない場合、家庭教師や塾の先生に相談します。入試で「データ処理をともなう実験考察」など、その学校ならではの問題を出すところもありますが、こうした問題は一般的な模試ではまず出ません。独特の出題がある学校をめざす場合、学校別の模試を受けるのがおすすめです。

答案が返されたら、まちがえた問題を解き直し、その単元を全体的に復習します。苦手な単元が見つかったら、市販の参考書などで解き方のパターンをチェックします。

塾によっては、難易度の高さなどを理由に難関校や上位校で出る問題の解き方が十分に教えられていない場合があります。解くためのパターンをおさえておけば対応できると思いますが、初めて見たときは「手ごわい」と感じるにちがいありません。全体的な復習や、解き方のチェックには市販の参考書も使い、「もれ」がないようにするのが大事です。
生物分野や地学分野ではなかなか点数が伸びない場合、知識事項の暗記が追いついていないのでしょう。この時期に「深刻な事態」とあわてる必要はありませんが、秋以降のレベルアップに向けて知識事項を整理しておきます。

一方、物理分野や科学分野で伸び悩んでいる場合は注意が必要です。それぞれについて基礎的な原理が理解できていないことが要因と考えられます。
テキストで基礎から勉強し直すのがもっとも効果的。一見すると時間を費やし、遠回りのように感じるかもしれませんが、土台をかためることが力を高めるためのいちばんの方法です。

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