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2019年(令和元年)中学入試対策:「夏の学習」~4科目の学習ポイントと中学入試攻略法について(塾生・会員生・中村教室グループ塾生・夏期講習外部生)

2020年広島県内及び全国の中学受験合格を目ざすみなさんは、必ず読んでください。

夏期講習会・ゼミ生のみなさんへ中学入試攻略法についてお伝えします。しっかり読んで自分のものにしてください!

【国語】

設問をヒントに読む読解力の向上に有効

国語は勉強方法がわかりにくく、勉強にあてる時間が削られがちです。けれども、文章に触れ続けていないと読解力は高まりません。夏休み前は、「塾で勉強した文章を家に帰ってから読み返す」という復習だけでも続けてください。先生に指摘されたポイントを思い出しながら読みましょう。これだけでも、一定の学習量が確保できます。
夏期講習では、多くの場合、国語の授業がほぼ連日行われます。読解力を高めるチャンスです。
練習として、「設問に沿って文章を読む」という方法をおすすめします。設問には、多くの場合、文章の組み立てを知る手がかりやヒントがあります、初めから文章すべてを理解しようと身構えるのではなく、まず設問に注目してから、問題文(素材文)を読んでみましょう。
また、接続語と指示語に印をつけて読むことを習慣にしましょう。指示語が示す内容は、その度に確認します。接続語が出てきたら、文の前後の関係を読み取ります。この練習も、読解力を高めるのに有効です。秋以降、過去問(実際の入試問題)などの演習に入ると、印をつけて読む余裕がなくなるかもしれません。しかし、秋までに慣れておけば、文の組み立てがわかり、重要なキーワードが自然と浮かび上がって見えるようになります。

漢字、ことわざ、慣用句、四字熟語、文法、文学史などの知識は、塾のテキストで毎日5分×3回は勉強するようにします。週に一度まとめてやるよりも効果的です。文学史や文法の学習は、志望校でそれほど出題されなくても、読む力の向上に役立ちます。

【算数】

章末の問題を解いて全単元の知識を確認

夏休みの目標は、それまでに習った単元の総復習です。頭の中で「算数の単元が本になり、ならんでいる本棚」を想像してください。問題を見たときに、どの「本」の解き方を使えばいいのか、すぐに引き出せる状態にすることが理想です。
4、5年の単元までさかのぼって復習します。章末のまとめの問題を解き、すらすら解けないようなら、苦手な単元です。重点的に勉強しましょう。
計算ミスが多い場合は、毎日10分、計算練習をしましょう。必ずしも朝である必要はなく、自分に合った時間帯に行います。保護者から「数字や式をていねいに書きなさい」と指導されている受験生がいるかもしれませんが、そのために計算が遅くなるケースもあります。入試で要求されるのは「正確さ」と「速さ」。両方の力を高めるには、解く量を増やし、暗算力を鍛えます。
図形は、多くの受験生が苦手とする単元です。問題で提示されている図形を自分でかき写す練習から始めます。解くときは「図形を回転させる」「補助線を引く」「角度を書きこむ」など、手を動かして考えます。こうすることで図形感覚が養われ、解法のひらめきが生まれやすくなります。また、可能なら夏休みに、一つの問題にじっくり取り組んでみてください。力が高まる効果が期待できます。
「わからん帳」というノートを作るのもおすすめです。間違えた問題をコピーしてノートに貼り、問題をコピーしてノートに貼り、問題の横に解答と解説をくわしく書きこみます。何度も見直すようにすれば、弱点の克服につながるでしょう。

【社会】

歴史の重点は「人物」 地理は地図上の位置

社会は、塾によって進度が異なるため、夏休みの学習は自分で課題を設定して取り組みましょう。分野ごとに取り組み方のポイントを紹介します。
歴史は、学校の資料集にのっている約60人の主要人物を中心に学びます。この人物たちについては、どんな角度から問われても答えられるように、深く学習しましょう。テキストを全部暗記しようとすると、歴史は苦手になってしまいます。主要人物に着目して勉強すると、歴史の流れがわかってくるものです。
教科書の音読もおすすめです。音読をICレコーダーに録音して聞きましょう。歴史の流れがすんなり理解できます。この方法で得点力が格段にアップした例もあります。
地理で意外な盲点になるのが「地名と地図上の位置の一致」です。地理が得意な受験生でも、県庁所在地は言えるのに位置を地図で示せない、というケースがあります。白地図に重要な都市、川、山などを記入し、整理します。難関校では、複数の県にまたがっている山、川なども出題されているので、県単位だけでの暗記は要注意です。淀川は琵琶湖、天竜川は諏訪湖など、水源を調べてみるのも、視点が変わって勉強がおもしろくなります。
公民は、テキストをすべて暗記しようとすると負担が大きいので、例外だけおぼえる方法もあります。例えば、被選挙権は「30歳以上は参議院と都道府県知事だけ。それ以外はすべて25歳以上」というようにまとめます。朝小の記事も活用しましょう。授業で勉強したことと関連した話題があれば、テキストで確認します。

【理科】

苦手な単元の問題は必ず解き直す習慣を

夏休みに苦手分野を克服するいは、夏休み前の準備が大切になります。今すぐにスタートしましょう。
まず、これまでに習ったすべての単元から、苦手分野を洗い出します。その際、市販の参考書を使うのがおすすめです。塾のテキストは、単元が細分化されがちです。さらに、反復学習のために同じ単元が繰り返し扱われることもあり、判断が難しいかもしれません。
全体像がわかりやすい市販の参考書を使い、目次を見て、自分が苦手だと思われる単元をおおまかにチェックします。その単元の基本問題に取り組み、解けるかどうかを確認します。こうして自分の弱点を把握します

夏期講習では、不得意分野の授業は特に集中して受けましょう。苦手な単元では、授業中に「理解できた」と思った問題でも、必ず帰宅後に見直すようにします。先生の解説を聞いて何となくわかったつもりになっていたり、先生の誘導で問題が解けていたり、という場合も多いからです。できれば2回、授業の当日と、問題を忘れかける2週間後に解き直せば、より効果的です。
理科が得意な場合は、自然科学の時事問題を整理しておくのもいいでしょう。多くの塾では、11月ごろに1年間の時事問題を冊子にまとめますが、入試直前になってから触れた知識は、本番までに抜け落ちてしまうケースが少なくありません。保護者が朝小の記事などをストックしておくのもいいでしょう。夏休みにまとめて読み、その後もニュースなどで自然科学の話題にアンテナを張っておくようにします。

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