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2019年(平成31年)中学受験対策:やってみよう!確実に伸びる4科の勉強法について(最新版)(塾生・会員生・グループ塾生・外部夏期講座生)

2020年度中学入試対策について勉強方法についてお伝えします。どうしたら「合格」できるのか、何をしなければいけないのかをみなさんにお知らせします。しっかり自分自身のアタマに入れておきましょう!

確実に伸びる4科の勉強法とは?

夏休みまで3か月半、中学入試までは残り約9か月となりました。この時期、家庭から宿題に追われてこなすだけの勉強になっている、時間をかけているのに伸びない、などの相談が多く寄せられています。

【算数】

得意な単元から取り組む、これを強くお伝えしたいです

●夏期講習を有意義なものにするためにしっかり準備しておこう

これから夏休みまでの勉強は夏期講習の準備のための勉強と言えます。各塾ともに講習はスケジュール的にかなり忙しく、その中で習った問題の解き直しを毎日実行するのはとても大変です。ですから、ある程度は講習の授業が復習になるように準備をしておく必要があります。夏期講習が有意義だったかどうかは、秋からの志望校対策にも影響することなので重要です
考え方としては6年生で習った内容からで十分なので、算数が得意なら応用問題、苦手なら基本問題を中心に“3分の2の完成度”を目標とします。少々あいまいな言い方かもしれませんが、要は全て○を取らなくて大丈夫、あせる必要はない、ということです。

●問題を3種類に仕分けして、確実に得点できる問題を増やそう

次に、ぜひやてもらいたい具体的な取り組み方をお話しいたします。自分がやった問題の仕分けをしてもらいたいのです。3種類に分類するのですが、自分の力だけで解けた問題は「青色」、一言ヒントをもらって解けた問題は「黄色」、できなかった問題には「赤色」の印をつけておきます。例えば「○○算で解く問題だよ」というヒントがあって解けた場合は黄色です。
青色は人に解き方をきちんと説明できるレベルを指します。そして解き直しの最優先は青色の問題で、次が黄色です。どうしても苦手な単元や×の問題に注目してしまいがちですが、赤色はあえてやりません

できなかった問題を一人でやっても思うように進まないことが多く、ストレスも溜まってしまいますね。それよりも確実に得点できる問題を増やすことの方がはるかに大きな意味を持ちます。自身を持てる単元を何か1つでも作っておきましょう。もし何にしたらいいのかが分からない場合は「平面図形」か「比と割合の文章題」がお勧めです。
私がこれまでの指導経験から言えるのは、模擬試験では問題用紙を見た瞬間に「得意な問題だ!」とか「解けそうだ!」と思えると、まず大きな失敗はしない、ということです。苦手ではなく得意な単元からやる、これを最も強くお伝えしたいです。

【国語】

できることを続けてやる、国語の勉強では何より大切です

●説明文は具体例と筆者の考えの段落を区別しましょう

今の時期は塾内テストや模擬試験で成績に波があるお子さんが多いのではないでしょうか。できる、できないが出題された文章の読みやすさに左右されてしまうからです。ぜひ、今のうちに正しく読むコツを身につけて、どんな文章でも読みこなせるようになっておきましょう。取り組み方として、私は読書量を増やすための新しい本や、今から新しい問題集を用意したりすることはあまりお勧めしていません。「よし、やるぞ!」と思っても、もし続けられなくなってしまったら、せっかくやる気を出したのにもたいないですね。他の教科の勉強も忙しいでしょうから“できることをやる”のが何より大切です。そこで塾の授業で扱われた文章と宿題になった文章、つまり目にしたことのある文章をもう1回丁寧に読み込むことをお勧めします
説明文からお話いたしましょう。まずはテーマを押さえます。最近は文明の発展やさまざまな地域の文化、日本語(言葉)などがテーマであることが多いです。何となくでもいいので、頭の中で思い浮かべるだけでなくノートにメモしておきましょう。次に説明文はテーマについて具体的に説明している段落と筆者が考えを述べている段階とに分けられますから、読みながら一方に印をつけます。これが大切で、こうやって分けておくだけで後の設問にぐっと取り組みやすくなるのです。この段落ごとの区別を繰り返し練習してほしいのですが、内容が難しすぎる文章は触れなくてもかまいません。今の自分の実力に合った文章、何となくでも理解できる文章で練習するのがいいですね。

●物語文はお子さんの「何で?」を見逃さないようにしましょう

物語文あらすじ、登場人物、時間と場所、誰のセリフかなど、いずれもきちんと把握できないと正答に結びつきません。ご父母と一緒に確認していくと合理的なのですが、大人が読んだら当たり前のことでもお子さんにとっては「何で?」となることは案外多いものです。その部分を見逃さないで、その場で丁寧に教えてあげてほしいですね。
しかし、複雑な心情表現の説明はとても難しいですから、うまくいかないこともあると思います。例えば、ある家庭で母親が子どもに“主人公の男の子が好きな女の子にわざと意地悪をする場面での心情”について説明しようとしたところ、子どもに「ぼくは絶対にしない」とピシャリと言われてしまったそうです。しかし、もしうまく伝えられなかったとしても、その場はあえてそのままにしておいていいと思います。でもそのことを覚えておいて1か月後に同じ説明をしたら、今度は分かってくれるかも知れません。お子さんは日々成長しているのですから、じっと見守ってあげることも大切です。
最後に、説明文でも物語文でも意味の分からない言葉が出てきたら専用のノートを一冊用意して書き出し、後で調べたり聞いたりして語いを増やしておきましょう。その際、単に意味を覚えるだけでなく、いくつか例文を作って知識の幅を広げておくことが大切なポイントです。

【理科】

やり方次第で偏差値40→55、あるいはそれ以上に伸びます

●知識の量はゲームならアイテムの種類、できるだけたくさん持とう

まずは全範囲にわたって知識の量を増やして土台を作りましょう。この知識の量はゲームで言えばアイテムの種類です。何の道具も持たないで冒険はできませんが、いろいろ持っていれば工夫することで必ず道が開けますよね。
私は5年生で習った内容からの総復習をお勧めしています。5年生のテキストで太字の語句をもう1回確認し、簡単な例題を1~3問くらいでいいので解いてみましょう。これで十分で、やっておくことで夏以降の伸びが全く違うのです。伸びるお子さんは偏差値40くらいから55、あるいはそれ以上に伸びることも珍しくありません。理科は必要な知識さえきちんと身につければ、できる問題ばかりなのですから。

●自分が得意だと思う単元をさらに磨いて合格点に近づこう

分野別にもお話いたしましょう。1分野はまず計算でミスしないように、たとえ自信があっても暗算ではなく普段から式を書いて計算するようにしましょう。そして物理・化学分野に苦手意識のあるお子さんは多いですが、難しく感じても解き方には決まったパターンがあります。それをつかむために、テキストの1番最初の例題と問題文の短い類題をやってみましょう。複雑な問題には手をつけなくてかまいません
2分野の知識問題はしっかりやれば確実に得点に結びつきますから、穴埋め形式の問題集で実力を蓄えておきましょう。そして、例えば植物や人体は得意、そう感じていても“他の単元に比べればできている”くらいであることが比較的多いです。また、実際には苦手な単元ばかりに気持ちが向いて、あまり手がつけてられていないケースもしばしばあります。入試の理科は高得点が見込める単元があるとかなり合格点に近づきますここで本当に得意にしてしまいましょう。

【社会】

集中して内容をその場その場で確実にものにしていこう

●歴史は最低限の知識を今のうちにしっかり復習しておこう

夏休み明けまでは取りこぼしを少なくする、単元ごとの知識の確認が重要です。自分は歴史が苦手、地理が苦手だからとやみくもに片方に時間をかけるのではなく、まずは毎回の塾の授業や宿題に集中して内容をその場その場で確実にものにすることを心がけるといいですね。
最終的に歴史は全体の流れをつかまないと理解が深まりません。鎌倉時代だけ、江戸時代だけ覚えていても過去問などではなかなか得点に結びつきにくいの事実です。しかし、今は断片的な知識でもいいので、とにかく押さえておかなければならない最低限の知識をしっかり復習しておくべきです。基礎固め用の問題集を使い、1週間で1つの時代を見直すくらいの感覚で始めてみましょう。塾内テストや模擬試験の結果も気になるとは思いますが、そのためだけの勉強をするよりもはるかに効果的で秋以降の伸びにつながりやすいです。

●地理は広い視点で特徴をとらえ、公民はいろいろな出来事に関心を持とう

地理は歴史と違い、山脈や川などの細かい名称を覚えるよりも農業・漁業・工業などの特徴を大まかにとらえておくことがポイントです。とらえ方として、例えば範囲を日本→東北地方や関東地方など→都道府県→特定の地域(地区)、といった具合に広い視点から始めて徐々に細かい部分に着目していきます。この順番で勉強していった方が、いきなり具体的な名称を覚えようとするよりも格段に頭に残りやすくなるのです
公民は多くの塾でちょうど習っているころだと思いますが、耳慣れない言葉や独特の言い回しが多いと思います。あまり多く抱え込み過ぎないうちに、ご父母や塾の先生、家庭教師に聞いて解決しておくのがいいでしょう。また、入試では時事問題も出題されますから、今から関心を持ってチェックしておきましょう現時点であれば、5月1日より新元号になったことや、日本をとりまく世界の動きなどが多くの人が注目した出来事でしょうか。間際になってから急にいくつもの出来事を確認するのは難しいですから、日ごろからいろいろなことに興味を持つ姿勢があると心強いですね

24期生塾生・会員生・中村教室グループ塾生及び、外部夏期講座生のみなさん!この夏休みはきみたちの志望校合格の80%が決まります!受験の「プロの先生方」とともに、しっかり「計画」を立てて「努力」を続けてください!

人生の1コマの「中学受験」は、きみたちに一生思い出に残るものだと思います!

①「受験」は人生を変える絶好のチャンスです!
②辛(つら)くても「努力」しよう!
③好きなことをやるために「受験勉強」を通じて「可能性」を広げよう!

■プロの先生によって勉強が好きになってください!

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