コース・クラス

中学受験・小学部 > 中学受験情報

2017年(平成29年)対策・中学入試徹底研究シリーズ:社会「時事問題」対策~今年度の傾向と来年度の対策(広島地区・全国版)(塾生・会員生)

時事問題対策では家庭での取り組みが効果的です。首都圏の場合8割以上の学校が時事問題を出題するともいわれています。世の中の動きに、受験生が「アンテナ」を張っているかどうかをみるねらいがあります。社会はもちろん、理科でも出題されます

16年度「憲法」の問題めだつ

今春の入試でめだったのが「憲法」2015年が戦後70年にあたり、日本国憲法をもとに平和的・民主的な国づくりをめさしたこと、集団的自衛権の行使を認める安全保障関連法が成立したことなどが出題の「入り口」になりました
京都・京都女子中は日本国憲法は公布された日「11月3日」を問い、東京・早稲田中では戦争の放棄を定めた第9条を出題して「武力」と記述させました。
埼玉・栄東中東京・豊島岡女子学園中などが出題したのが第96条。憲法改正の手続きを定めた条文で、「各議院の総議員の3分の2以上」「特別の国民投票」「過半数の賛成」を答えさせる問題がめだちました。

選挙権やTPP

「満20歳以上」から「満18歳以上」にする「選挙権年齢の引き下げ」もよく出ました。東京・駒場東邦中のように年齢を問うのが典型的。神奈川・浅野中では引き下げの理由として「憲法改正のための国民的投票法で投票できる年齢が18歳に引き下げられたから」を選択させました。
東京・武蔵中は「選挙権の拡大」がテーマ。1928年より47年の有権者が多い一番の理由は何か(満20歳以上すべての男女に選挙権があたえられたから)などを問いました。
経済関連の出題では「環太平洋経済連携協定(TPP)」が頻出。略称を答えさせる問題がよく出ました東京・開成中ではTPPについて正しい説明を問い、「この協定には金融サービスや労働、著作権などに関する内容も含まれている」などを選ばせました。

ノーベル賞、火山

2015年の「ノーベル賞」に関して医学生理学賞の大村智さん、物理学賞の梶田隆章さんの業績も出題大阪・四天王寺中は大村さんの受賞分野、東京・学習院中等科は物理学賞に選ばれた理由などを答えさせました(ニュートリノに質量があることを発見)。
「火山」の出題もめだちました。東京・女子学院中では最近噴火した火山の説明をもとに位置を問い、奈良・西大和学園中はキラウエア火山(アメリカ・ハワイ)がなだらかな傾斜をしている理由を説明させました(マグマのねばりけが弱く、流れやすいから)

「合区」押さえて

来春に向けて押さえておきたいのが「合区(となり合う都道府県の選挙区をひとまとめにする)」で、夏の参議院総選挙から導入「鳥取・島根」「徳島・高知」の組み合わせが重要です。

 

■ 広島地区時事問題について

時事に関連した問題の増加!
※今年は時事問題からの出題が多く、参議院議員選挙や選挙権に関する問題はほとんどの学校で出題されました。

~2016年 広島地区時事問題に関連した問題について~

広島女学院中[3] 修道中[3] 安田女子中(Ⅱ)[2]
広島なぎさ中[4] 広島女学院中[1]
安田女子中(Ⅱ)[5] 広島なぎさ中[1]
ノートルダム清心中[4] 広島城北中[5]

<問題分野別の出題割合>

※2016年入試も歴史分野からの出題が大きな割合を占めていました。また時事問題の増加が各中学校で見られました。

▲pagetop中学受験情報のインデックス

教室のホームページに掲載されている全ての画像、文章のデータについて、 無断転用・無断転載をお断りいたします。