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2019年(平成31年)中学受験対策:中学入試~ここに注目!教科別10点アップの勉強方法(最新版)(塾生・会員生・中村教室グループ塾生)

10点アップの方法についてお伝えします。しっかり合格のポイントを2~3回読んで自分の頭の中に入れて、これからを過ごしてください!

中学入試まで4ヶ月となりました。いよいよ大詰めを迎え、受験生は仕上げの勉強に熱が入っていることと思います。残された時間でどんな勉強をしたら志望校へ近づけるのか、悩んでいる受験生も少なくないはずです。
大きな成果を挙げてきたベテラン講師からの助言はすぐに役立つものばかりです。ぜひ参考にして、各教科10点アップを目標にがんばりましょう。

算数の合格ポイント!

― 算数に一番時間をかけているが伸びない。原因はどの辺りにあるのでしょうか。

基本的に塾は次から次へと進んで、数多くの教材と問題に取り組まなければなりません。やはり多くの受験生がその量に四苦八苦し、こなすだけの勉強になっているのだと思います。しかし、私の経験上、これからでもきちんと実力のつく勉強を積み重ねれば、ぐんと伸びる受験生も少なくありません

― 確かにこなすだけの勉強では、なかなか実力がつかないですね。では、どのように取り組んでいけばいいでしょうか。

まず考え方を変えてみましょう。塾内のこと、クラスや点数、偏差値などをこれから気にしてもあまり意味がありません。例えば有名なオリンピック選手はその直前やその前の大会ぐらいは調整のために全力を出さない。あるいは欠場する選手もいますよね。要は入試本番のために勉強する、この意識を持つことです。
そして算数はあせってあれもこれもと手を広げず、とにかく教材を絞りこんで繰り返すことが大切です。教材は塾のテキストと志望校の過去問、これだけで十分です。実力がつくとは、端的に言えばできなかった問題ができるようになることです。「特効薬」はありませんが、何度も何度も戦すれば必ず入試までに得点できるようになります。

― 今は過去問を中心に勉強する時期ですが、どのように取り組むと効果的でしょうか。

私がお勧めしたいのは、ロールプレイングゲームのように経験値を積んでレベルアップしていくやり方です。普通、第一志望校の過去問は初めてやると、合格するお子さんでも2割くらいしか取れません。たぶん4科の中で一番取れないと思います。いきなり強敵には勝てませんから、第三志望校あたりか、あるいは1月のお試し受験の学校から始めて力を蓄えましょう
そして分かっているようで忘れがちなのが満点を取る必要はない、ということです。半分の5割を目標にしてみましょう。そして本番でも6割でOKと思うだけでだいぶ気持ちが楽になります。最初は一番取れない、でもやり方次第で一番上がるのが算数ですから、しっかり一段ずつ階段を登っていってほしいです。

― 過去問は解き直しが重要だと思うのですが、どのように取り組むのがいいですか。

確かにやりっぱなしでは力がつきません。ただし、全ての問題に取り組むのは効率が悪いです。では、何を基準にやる問題とやらない問題を判断するかですが、分かりやすい目安があります。問題の解説を見てみましょう。解説が10行以上もあるような時間がかかりそうな問題はやらなくてもいいです。計算と大問の最初の問題は確実にやって、それとプラスアルファくらいの見直しでちょうどいいです。それ以上はいたずらに時間を割かず、塾のテキストなどで類題演習をする方が効果的です。

国語の合格ポイント!

― 国語を苦手としている受験生に選択肢、書き抜き、記述のそれぞれの攻略法を教えてください。

選択肢は○か×かを判断する手がかりを押さえないといけません。ではどこにあるか、ズバリ中堅校までは問題文の傍線の比較的近くにあります。ここを探せば四択を二択にするところまではがんばれます。あとはダミーの文章の方が変に詳しく、長かったりしますから、もしどうしても迷ってしまった場合は思い出して選んでください。
書き抜きは文中の「つまり」や「このように」に注目します。この後に大切なことが書かれています。印をつけながら読んで、書き抜きではこの後の文に真っ先に注目しましょう。字数が合わない場合は、上下どちらかをずらせるかどうかを考えてみましょう。あせらなくてもそれで解決する場合が多いです。それでもだめなら別の場所に注目するのですが、印をつけた中から探せば正答にたどり着けるはずです。

― なるほど、これからの実戦的な取り組み方ですね。では、記述問題についてはどうでしょうか。

まず物語文の場合は、嬉しい・楽しいなど比較的つかみやすい感情の部分をメモして置きます。そしてそれに「何が」と「なぜ」を付け足すのです。これだけで30~40字は書けてしまいます。物語文では必ず感情の変化が問われますから参考にしてください。
説明文は基本的に説明と具体例の段落を繰り返しています。記述での着目ポイントは説明の段落にあります。そして段落ごとに中心文があるので、7割をその文を基に書けば正答はもう目の前です。さらに中心文は段落の最初から最後にあることが多いです。覚えておいて模試や過去問演習に役立ててください。

― 読解力は短期間ではつかない、とあきらめている家庭もありますが、どのように考えますか。

読解力は最後まで伸びます。何か特別な勉強をしないといけないと思うから、逆に手につかないでいる受験生が多いと感じています、では何が大切か、文章を読むときにちょっとしたことを意識してみてください。
説明文の内容は環境問題かある国の文化について書かれている文章が多いので、頭に入れておくと落ち着いて読めます。そして昔と現在、あるいは日本と欧米などの対比で話が進みます。一方に線を引きながら読んでみましょう。これだけでだいぶ内容を理解しやすくなり、問題が解きやすくなります。
物語文は家庭環境、友人関係、世界平和がテーマであることが多いです。いずれにしても会話を中心に話が進みます。そして意識してほしいのは、会話以外の部分に書き抜きや記述の解答が隠れているということです。よって物語文では会話の部分に線を引いて区別しておくと、問題にとりかかるのが楽になります。

― 過去問をやるとき、あるいは見直しの際に毎回意識すると入試までに効果があらわれそうですね。国語は模試で時間が足りなくなる、という相談も多いですが。

模試での国語を思い出してください。しっかり最初から最後まで文章を読んでいますか。途中で気になって問題を見てまた本文に戻る、この行ったり来たりを繰り返していませんか。これでは時間のロスが大きくなってしまいますね。緊張から無意識にそうなっているケースもあります。一通り最後まで集中して読むようにしましょう。これは過去問をやるときも同様です。そして入試の国語は模試よりは余裕があるはずですから、少し安心してもらっていいです。

理科の合格ポイント!

― 算数と国語に比べて理社の勉強が後回しで遅れている、という受験生も多いですが。

確かによく耳にしますね。これから追いつくためできる実戦的なことをお話ししましょう。
理科には物理・化学・生物・地学と4つの分野があります。この分野の整理があいまいな受験生が、多くの場合理科を苦手としています。苦手な受験生にやってほしいことは、過去問を見てどの分野からの出題なのかを判断するトレーニングです

― なるほど、具体的にはどんなことをしたらいいでしょうか。

例えば問題文に「酸素」という語句があったとしたら、どの分野が浮かびますか。多くの受験生が化学を思い浮かべると思います。しかし、理科で得点できる受験生は赤血球の働き(生物)も連想できるのです。最近は実験から考察する問題が増えて文章も複雑ですから、正しく読み取る力が重要になってきます。問題は解かなくてもいいので、過去問でなるべく多くの問題に触れて分野をイメージできるようにしましょう。中でもガスバーナーや磁石などの図がある問題はラッキーです。これらはすぐに思い浮かびますね。

― 特に上位校は文章が複雑です。何を聞かれているかが分からない、という受験生もいますね。

そうですね、問題文が会話形式だったりすることもあって長いです。攻略のコツはまず先ほどのように分野をイメージできるようにすること、そしてその次は表やグラフなどのデータに強くなることです。実は長い文章もその大半はデータの説明をしているだけなのです。手元にあるテキストで、ばねの伸びや地震のP波・S波などの典型的なものは言うまでもなく、できれば全ての表やグラフの意味を確認しておきましょう。見たことがあるとないとでは、正答率が大きく変わってきます。

社会の合格ポイント!

― 社会は分野により好き嫌いが割とはっきりしています。歴史・地理・公民のそれぞれの取り組み方を教えて下さい。

いずれの分野も細かい知識(語句)を覚えることばかりに夢中になってはいけません。歴史はテキストで太字になっている部分を押さえれば十分です。それよりも例えば「大化の改新」などの出来事では何がきっかけで起こったか、その結果どうなったか、「織田信長」などの人物なら何を行ったのか、などを再確認して入試まで忘れないでおきましょう。
そして出来事の順番を覚えることも大切です。年表を作ると効果的なのですが、やたらと詳しいものでなく、例えば江戸時代なら政治についての出来事のみ10個だけ書き出すなど、時間をかけすぎないようにしましょう。

― 語句を覚えるだけでは得点につながらないのですね。では、地理と公民はどうでしょうか。

地理も山脈や川の名前を覚えるのはほどほどでいいです。それよりも注目してほしいのは、理科と同様に雨温図や輸入・輸出品目などのグラフや表を読み取る問題です。最近はどこの中学校でもよく出題されます。

一つ面白い問題をご紹介しましょう。「日本のオランダからの輸入品で代表的なものは何でしょうか?」。すぐに分かった人はかなりの社会マニアです。これは実際にはオランダを含む6つの国の輸入品目のグラフがあり、そこからオランダのグラフを選ぶ問題です。航空機類→アメリカ、医薬品→ドイツ、ブドウ酒→フランス、鞄→イタリア、時計→スイス、が典型例で消去法によりオランダが分かるという仕組みです。ちなみにオランダはタバコとなります。過去問でこれらの問題は特に入念に見直すことをお勧めします。
公民は議会に関する問題が多く、言い換えの効かない用語が出題されやすいです。例えば条約は「内閣が締結、国会が承認」ですが、独特の言い方をするものは注意して意味を復習しておきましょう。

■23期生中村教室塾生・会員生・中村教室グループ塾生のみなさん!「絶対合格」するという強い気持ちをもって日々を過ごしてください!風邪に気をつけ、勉強をしてください!がんばれ!

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