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2016年(平成28年)広島の国立・私立・県立中学校合格の為のポイント!(傾向と対策)②:修道中・広島女学院中・県立広島中・広大附属福山中・市立福山中

修道中学校

◎修道中学校入試データ(1)(定員276名)

①受験者数・合格者数データ

  2015年度 2014年度 2013年度 2012年度 2011年度
募集定員 276名 276名 276名 276名 276名
志願者数 1001名 1053名 1018名 1057名 1098名
受験者数 959名 1013名 991名 1024名 1076名
合格者数 531名 532名 506名 515名 538名
補 欠 110名 110名 123名 123名 131名

※「補欠」については、3段階に分けた順位をお知らせしています。

◎修道中学校合格最低点 330点 (2)
330点/550点
※合格最低ライン66%

②テスト教科・時間・配点・受験者平均点・合格最低点(総点)・合格者平均点(総点)データ

教科 社会 国語 C.T. 理科 算数 総点
時間(分) 40 50 50 40 50  
配点 100 125 100 100 125 550
2015平均点 55.5 81.4 71.4 51.4 75.0 334.7
2014平均点 68.3 73.8 81.2 59.1 68.9 351.3
2013平均点 60.9 69.1 86.4 56.9 91.9 365.2
2012平均点 71.0 69.3 90.1 63.2 80.5 3740
2011平均点 67.1 61.4 75.4 52.8 72.4 329.2

◎修道中学校科目別難易度(3)

算数 やや易化
国語 やや易化
社会 難化
理科 難化
C.T. 難化
総合 難化

◎修道中学校合格ライン(4)

算数 75点(125)
国語 80点(125)
社会 54点(100)
理科 50点(100)
C.T. 71点(100)
総合 330点(550)
  合格最低点(総点) 合格者平均点(総点)
2015年度 330点 380.3点
2014年度 356点 394.3点
2013年度 371点 413.4点
2012年度 383点 426.5点
2011年度 336点 392.1点

(合格発表段階の点数)

【2015年度入試に関して】※修道中学校からの情報

◆入試結果について

今年度の入試は、昨年と比べて算数・国語の平均点が上がり、C.T.・理科・社会が下がりました。合格者平均点は引き続き下がっていますが、受験生の学力が下がったのではなく、入試問題の難易度が若干上がったことによるものと思われます。科目ごとの詳細でも述べますが、受験生全体の得点に幅が出ているようです。

◆志願者数について

昨年より52名の減となりました。地区別では、広島市内、とくに団地開発や再開発が進んでいる地域からの志願者が増えていますが、北部からの志願者は減少傾向にあります。毎年多くの志願者がいる岡山県からは昨年より多く59名の出願がありました。

◆合格者数について

合格者は531名で、ほぼ例年どおりです。この中には岡山県・山口県(岩国市を除く)を含め県外からの合格者26名が含まれています。新幹線通学が必要な岡山県からの入学者はここ数年ありません。
このところ成績上位者の入学率が上がってきています。 今後とも、一人でも多くの志願者に本校を選んでいただけるように努力していきたいと思っております。

◆補欠者数について

補欠者数は110名です。補欠者には成績により3段階に分けた順位をお知らせしています。今年度入試では、「補欠1位~34位段階」、「補欠41位~70位段階」、「補欠76位~101位段階」の3段階に分けています。
本校では、合格者からの入学予定者数が定員に満たない場合、補欠者を成績順に繰り上げ合格の候補者とし、その中で入学の意志がある方を合格としています。
補欠からの合格者数は年度によって変動があります。2014年度は補欠109名のうち9名、2013年度は補欠123名のうち67名、2012年dのは補欠123名のうち48名が最終的に繰り上げ合格となっています。

◎中村教室:修道中学校合格実績(5) ※合格率100%
(定員276名) 61名 合格(61名受験)

◎修道中学校受験にあたってのポイント(6)
算数
修道中学校の入試問題は、小問であっても少し解きにくいものもいくつか含まれていることがあります。昨年度に引き続き、今年度の小問に関しては、基本問題が比較的多くなってきており、得点しやすくなっています。つまり小問で落としてしまうと、合格ラインからは遠ざかってしまうので、確実な基礎力が必要になります。図形の面積に関する問題も、ここ2~3年は易しめの問題ばかりが並んでいますが、複合図形の複雑な面積を求めるものも過去にでていますので、どのようなタイプの問題でも解けるようにしておく必要があります
大問では、「速さ」、「規則性」、「立体図形」の単元の出題が多くなっています。修道中学の「速さ」の問題では、「速さと比」を使う問題はあまり見られませんので、基本的な「旅人算」や「流水算」の文章問題をしっかり解けるようにしておくと良いでしょう。近年、出題されていませんが、「水量変化とグラフ」に関する問題も過去によく出題されていました。この単元も、演習しておいたほうがよいでしょう。

国語
<漢字の書き取り。語句・文法について>
漢字の問題は、例年、独立した大問はなく、読解問題に組み込まれた形で出題されています。大問一で5問、大問二で5問、合わせて10問漢字を書き取るという出題が続いています難問はなく、塾で学習した内容をおさえていれば解答できるレベルです。日々、漢字の宿題にしっかりと取り組み、確認テストや塾内模試で確実に得点できるよう練習を積むことを心がけてください
語句の意味を問われたり、穴埋め形式で慣用句を完成させたりする問題が出ることもあります。対策としては、塾で演習した文章問題に出てきた語句の意味を理解することや語彙力をつけることが挙げられます。日ごろから辞書を使って言葉を調べる習慣をつけておくとよいでしょう。その際には、該当の言葉だけでなく、類義語、対義語まで確認しておくとより語彙が豊富になります。また、「ごいトレ」でトレーニングを積むことも大切です。万全の備えをしておきましょう

社会
修道中学の入試問題は似た傾向のものであることがほとんどです。ですから、修道中学が第一志望なのであれば、過去問で練習することがとても効果的です。また、今年三瓶山についての出題があったように、学校行事に絡めた出題が見られるのも修道の特徴です。これまでも、修学旅行先である屋久島に絡めた出題などが見られました。これも、第一志望なのであれば調べておいたほうがよいでしょう。
また、修道中学の問題の特徴として、わからない問題が判別しやすいという特徴があります。合格最低点を越えればよいということを忘れずに、わからない問題をとばしていくことが大切です。
時事問題は、今年度は富岡製糸場が出題された程度でした。しかし、時事問題が多めに出題されることもあります。こちらもぬかりなく学習しておきましょう。

理科
出題のタイプとしては昨年のものがイレギュラーで、今年のタイプが今後も続くのではないかと考えられます。つまり、基本的な知識を問う問題がある一方で、計算を含めた思考力が必要な問題も昨年ほどの難易度ではないものの引き続き出題されると思われます。これらの問題が文章(会話文)の中にヒントを含めた考え方が入っていると思われますので、問題文を読み取る力も必要になります。
また、選択問題がやや多めであるといえますが、「選択だから平易」というわけではなく、考えて解かなければわからない問題も多いので、普段から「考える」ことも重要視して学習を進めることも必要です。計算問題を解く際にも、ただ例題をなぞって計算を進めるのではなく、「なぜこうなるのか」という点も注意しながら問題を解き進めてほしいです

◎修道中学校からの今年度入試(科目別)の特徴及び合否のカギについて(修道中に合格したい受験生は必ず読んでください。)

●社会について

受験生の出来は?
得点の差が出た問題でした。
問題の難易度・特徴は?
地理分野と公民分野で難易度をあげることを意図しましたが、歴史分野でも、歴史用語の正確な知識に差が出て、ここでも難易度があがったと感じられる結果となりました。
採点上の気づき・受験生の解答の特徴は?
歴史用語をはじめとして、正確な知識を身につけている受験生が、明らかに減少しています。漢字が書けない受験生も見受けられます。例えば地理分野のグラフなど、資料の読み取る力が欠けている受験生も少なくありません。公民分野でもの、考えて解答をまとめることが出来ていません。
受験生への要望・合否のカギは?
正確な知識を身につけること、資料を使えるようになること、考える力を養うことなどを心がけてください。一時的な暗記だけでなく、日ごろから、ひろく社会に目を向け、興味を持って勉強しましょう。

●国語について

受験生の出来は?
全体に良く頑張っていました。
問題の難易度・特徴は?
記述問題の配点が多く、ここで大きく差がつきました。
採点上の気づき・受験生の解答の特徴は?
漢字についてはよくできていましたが、慣用句の問題は意外とできていませんでした。
受験生への要望・合否のカギは?
漢字、語句の問題、抜き出し問題など、基本的な問題を確実に得点することが大切です。
[1]の問題で、解答の塗りつぶし方が雑な受験生とていねいな受験生がありました。塗りつぶしが雑な受験生は不利になったようです。
素直に話を聞くことができる力は大切です。落ち着いてものごとを考えることができる受験生は強いと思われます。

●理科について

受験生の出来は?
生物分野と物理分野の出来に差が見られました。化学分野は予想以上によくできていました。
問題の難易度・特徴は?
生物分野は、人体の断層面の問題で、新しい傾向となりました。地学分野は、飽和水蒸気量の計算問題が難しかったようです。物理分野は、回路の問題で、標準的でした。化学分野は、酸、アルカリの計算問題が難しかったようです。
採点上の気づき・受験生の解答の特徴は?
地学分野や物理分野の基本問題の得点が予想よりも低いです。全体的に分野による得意不得意が見うけられました。問題文をもう少していねいに読むことを薦めます。
受験生への要望・合否のカギは?
全体の分野をまんべんなく学習し、標準的な内容を確実に解けるようになりましょう。特に教科書の基本的な内容を確実に学習し、問題を解く際は問題文の意図をていねいに読みとるよう、心がけましょう。

●算数について

受験生の出来は?
出題者は昨年より難しくという意図がありましたが、平均点が昨年の55%から60%にあがりました。[1]の小問集合で得点を確実に積み重ねた結果と推測できます。「基本的な問題を確実に解いて合格点をとってもらいたい」という私たちの意図を理解していただいた結果であると思っています。
問題の難易度・特徴は?
[1]の地図の色分け、[2]の速さ(グラフの読み取り)、[3]の作業、[4]の立体把握の問題は難しく、正答率は低いようです。[1]の食塩水の問題や、斜線部の面積を求める問題は、頻出典型問題ですが、意外とつまずいている受験生が多かったようです。
採点上の気づき・受験生の解答の特徴は?
消しゴムで消したのかどうか判断しにくいものが数名ありました。満点は出ないと思っていましたが、1名満点の受験生がいました。素晴らしいと思います。このテストで101点以上の109名は算数の力は申し分ないと思われます。
受験生への要望・合否のカギは?
計算力を身につけるのはあたりまえですが、立体を把握する力、グラフを読み取る力などを身につければ、算数の力は格段につきます。解答の方法を身につけるだけではなく、考える力をもっている受験生に、修道中に来てもらいたいものです。

◎修道中学校の入試分析(7)

◆算数◆

>>2015年 学力検査の出題の総括

問題構成は大問4題、設問数23題でした。昨年度は、一昨年と比べ難化しましたが、今年度は一昨年と同程度の難易度に戻りました。前半の小問部分に関しては、過去の出題傾向と似ており、ほぼ標準的な問題となっていました。大問に関しても、過去に出題されていた問題と似た問題や、関東圏の学校で出題された問題と非常に似た問題が出題されていました。入試説明会で「グラフに関する問題」を出題するとの話がありましたが、実際、大問2に「速さに関するグラフ」の問題として出題されています。修道中学校では、毎年、入試説明会で出題する単元の話がありますので、説明会後からの授業では、その単元に重きを置きながら演習をしていきます
修道中学校の合格ラインとしては、前半の計算・小問部分でどれだけ多く正解できるかがポイントとなります。例年、図形の面積や角度、約束記号の問題の出題がありますので、確実に正解できるよう、過去問題で演習しておきましょう。大問は他の学校同様、(1)や(2)で確実に正解できれば問題ありません

>>2016年度の入試に向けての対策

修道中学校の入試問題は、小問であっても少し解きにくいものもいくつか含まれていることがあります。昨年度に引き続き、今年度の小問に関しては、基本問題が比較的多くなってきており、得点しやすくなっています。つまり小問で落としてしまうと、合格ラインからは遠ざかってしまうので、確実な基礎力が必要になります。図形の面積に関する問題も、ここ2~3年は易しめの問題ばかりが並んでいますが、複合図形の複雑な面積を求めるものも過去に出ていますので、どのようなタイプの問題でも解けるようにしておく必要があります
大問では、「速さ」、「規則性」、「立体図形」の単元の出題が多くなっています。修道中学の「速さ」の問題では、「速さと比」を使う問題はあまり見られませんので、基本的な「旅人算」や「流水算」の文章問題をしっかり解けるようにしておくと良いでしょう。近年、出題されていませんが、「水量変化とグラフ」に関する問題も過去によく出題されていました。この単元も、演習しておいたほうがよいでしょう。

◆国語◆

>>2015年 学力検査の出題の総括

例年と同じように今年度も大問2題で構成されていました。大問一は上橋菜穂子の『物語ること、生きること』から、大問二は乾ルカの『願いながら、祈りながら』から出題されています。大問一が説明文、大問二が物語文というパターンも例年通りです。出題の形式も変更はありません。漢字の書き取り、記述、抜き出し、記号選択です。修道中学校でよく見られる、字数制限のない記述の問題も出題されました。
ここ3年間の設問数を比較すると、2013年度、2014年度、2015年度と少しずつ減少しています。中でも、今年度は内容理解を記号選択で問う設問が減っています。また、昨年度と比べると記述の問題も半減しています。このことから、一問ずつの配点が高くなっていると考えられます
試験時間は50分間で、125点満点です。受験者平均点は、2010年度65.1点(得点率52%)、2011年度61.4点(得点率49%)、2012年度69.3点(得点率55.4%)、2013年度69.1点(得点率55.3%)、2014年度は73.8点(得点率59%)となっています。

>>2016年度の入試に向けての対策

<漢字の書きとり・語句・文法について>
漢字の問題は、例年、独立した大問はなく、読解問題に組み込まれた形で出題されています。大問一で5問、大問二で5問、合わせて10問漢字を書き取るという出題が続いています。難問はなく、塾で学習した内容をおさえていれば解答できるレベルです。日々、漢字の宿題にしっかりと取り組み、確認テストや塾内模試で確実に得点できるよう練習を積むことを心がけてください。
語句の意味を問われたり、穴埋め形式で慣用句を完成させたりする問題が出ることもあります。対策としては、塾で演習した文章問題に出てきた語句の意味を理解することや語彙力をつけることが挙げられます。日ごろから辞書を使って言葉を調べる習慣をつけておくとよいでしょう。その際には、該当の言葉だけでなく、類義語、対義語まで確認しておくとより語彙が豊富になります。また、「ごいトレ」でトレーニングを積むことも大切です。万全の備えをしておきましょう。
<読解問題について>
記述問題が毎年出題されています。字数制限のある問題と、制限のない自由記述の問題とがあります。記述問題の解答は『完全攻略』で学習するポイントをおさえて書く必要があります。①文末表現を確認する、②答えの材料を探す、③答えの中心を決める、という手順を授業や宿題の演習で定着させましょう。修道中学校は字数の多い記述問題が多く出題されます。いきなり1マス目から埋めようとするのではなく、「絶対に必要な答えの中心はなにか」、「それを詳しくする修飾語は何か」と、順番に考えていきましょう。書き終わった答えは、「主語・述語がそろっているか」「誤字脱字はないか」「正しい助詞を使えているか」などを確認しましょう。
記述問題は一朝一夕で正しい答えが書けるようになるわけではありません。また、難易度の高い問題に全力を注ぐ必要もありません。低学年のうちからできるだけ多くの記述問題に挑戦し、記述問題のレベルを自分で判断できるよう演習を重ねましょう。また、どのような答えをかけば部分点がもらえるのか、授業内でポイントを確認しましょう。
漢字・語句の問題は難易度があまり高くないため、確実に得点できるよう授業内の演習プリントを繰り返し解きましょう。ここ数年慣用句やことわざを答えさせる問題も出題されているため、夏休みまでには『漢字プリント』等を使ってマスターしておきましょう。

◆社会◆

>>2015年 学力検査の出題の総括

大問3つからなり、大問1が地理、大問2が歴史、大問3が公民という例年通りの構成でした。問題数は60問と昨年よりも多めですが、一昨年と変わらないことから見て、単に昨年度が少なかっただけ、と言えそうです。
地理では気候の表から場所を答えさせる問題が例年通り出題されましたが、今年度は世界の気候からの出題がありました。受験生も戸惑ったのではないでしょうか。一方歴史では、短めの文章が並んでいて、それぞれ質問に答えたあと、最後にその文章を古い順番に並べる、という、まったくこれまでどおりの出題形式でした。また公民では、官公庁のホームページや誰かの言葉を引用し、それに絡めて出題する、という形式の出題でした。これもいつもどおりでした
修道中学校はあまり出題の形式を変えていませんから、過去問を何度も練習することが特に有効です。

>>2016年度の入試に向けての対策

最初に触れましたように、修道中学の入試問題は似た傾向のものであることがほとんどです。ですから、修道中学が第一志望なのであれば、過去問で練習することがとても効果的です。また、今年三瓶山についての出題があったように、学校行事に絡めた出題が見られるのも修道の特徴です。これまでも、修学旅行先である屋久島に絡めた出題などが見られました。これも、第一志望なのであれば調べておいたほうが良いでしょう。
また、修道中学の問題の特徴として、わからない問題が判別しやすいという特徴があります。合格最低点を越えればよいということを忘れずに、わからない問題をとばしていくことが大切です。
時事問題は、今年度は富岡製糸場が出題された程度でした。しかし、時事問題が多めに出題されることもあります。こちらもぬかりなく学習しておきましょう

◆理科◆

>>2015年 学力検査の出題の総括

大問数は4題、設問数は43問となり、一昨年のパターンにやや近い形となりました。昨年より計算問題の量は半分ほどになり、選択問題が増えたのも一昨年の出題パターンと同じです。昨年度の問題がやや難易度の高い計算問題が多かったことにくらべると、ゆり戻した感じです。
分野的には生物・地学・物理・化学の各分野から1題ずつの出題でした。双眼鏡の使い方に関する問題など中学入試ではあまり見られない問題もありましたし、湿度に関する問題や最後の中和に関する問題でもやや難易度が高い問題がみられましたが、全般的には取り組みやすい問題も多く、実力が反映されやすい問題だといえます。

>>2016年度の入試に向けての対策

出題のタイプとしては昨年のものがイレギュラーで、今年のタイプが今後も続くのではないかと考えられます。つまり、基本的な知識を問う問題がある一方で、計算を含めた思考力が必要な問題も昨年ほどの難易度ではないものの引き続き出題されると思われます。これらの問題が文章(会話文)の中にヒントを含めた考え方が入っていると思われますので、問題文を読み取る力も必要になります。
また選択問題がやや多めであるといえますが、「選択だから平易」というわけではなく、考えて解かなければわからない問題も多いので、普段から「考える」ことも重要視して学習を進めることも必要
です。計算問題を解く際にも、ただ例題をなぞって計算を進めるのではなく、「なぜこうなるのか」という点も注意しながら解き進めてほしいです。

 

広島女学院中学校

◎広島女学院中学校入試データ(1)(定員200名)

※2015年より220名より200名に定員削減となりました。

志願者・合格者・入学者の人数

※( )は昨年度データ

志願者 809名(716名)
受験者 790名(685名)
合格者 533名(420名)
入学者 248名(202名)

◎広島女学院中学校合格最低点(2)
215点/340点(推定)
※合格最低ライン63%

◎広島女学院中学校科目別難易度(3)

算数 易化
国語 やや易化
社会 やや難化
理科 やや難化
総合 やや難化

◎広島女学院中学校合格ライン(4)

(推定) ※( )は配点

算数 80点(120)
国語 85点(120)
社会 24点(50)
理科 26点(50)
総合 215点(340)

◎中村教室:広島女学院中学校合格実績(5) ※合格率100%
(定員200名) 61名 合格(61名受験)

◎広島女学院中学校受験にあたってのポイント(6)
算数
まず、計算問題をすべて正解できるように、日ごろから計算問題を練習しておきましょう。また、全体的に標準的な問題が多いので、まずは小問レベルの基本問題を数多くこなし、はやく正解に解けるように、しっかりとトレーニングする必要があります。今年度から理科・社会の配点が変更になった分、算数にかかる負担も大きくなります。例年、難易度はあまり大きく変化していませんので、解ける問題は、確実にすばやく解けるようにしておきましょう
大問では、難問というよりは細かい条件がたくさんあり、その条件をていねいに読み取って、ていねいに考えていく必要のある問題が多くなっています。よく出題される単元は「規則性」や「速さ」「平面・立体図形」などで、条件は整数や図形です。大問は問題文が長いので、しっかり読み込んで、条件どおりに書き出して規則を見つけたり、規則が見つかるまで書き出すという「粘り強さ」も必要になります。作図に関する問題も、例年出題されていますので、過去問題の演習をしながら、練習するようにしましょう。

国語
<漢字の書き取り。語句・文法について>
例年、漢字・語句の問題が多く出されています。今年度は漢字の書き取りは基本的な問題が出題されました。しかし、同音異義語などの間違えやすい問題も出題されていますので普段から意味を考えながら漢字を覚えているか重要になっています。また、送りがなを書く問題の中にも、間違いやすい問題が出題されていますので、確認テストなどで間違えた漢字などは何度も丁寧に練習して覚えておく事が大切です。女学院中学校では、例年、慣用句やことわざ、四字熟語などが出題されています。そのため、塾で使用する漢字のテキストやプリントなどで丁寧に覚えておきましょう。特に、間違いやすい問題が出題されているので、塾の先生に注意された漢字などはしっかりと覚えておくようにしましょう。
<読解問題について>
毎年、「抜き出し」の問題が多く出題されます。記述の問題も字数が少ないために「要約」する力が必要になります。文章を傍線部があるところのみしか読まない生徒さんは、書き抜きの問題では太刀打ちできません。必ず、集中して文章すべてを読みましょう。また、書き抜き問題では、問題文にヒントがあることもあるので見落としをしないように問題文も丁寧に読み解くことが重要でしょう。そのためには、普段の授業から一字ずつ丁寧に読み、重要な言葉には線を引きながら読み解く練習をしておくことをおすすめします。また、問題の多くは「指示語」が含まれている事が多いので、指示語の問題を得意にしておくかどうかも合否の分かれ目と言えるでしょう。
女学院中学校の国語は、例年問題数が多い傾向にあります。そのため、宿題などでも時間を決めて取り組み、分かる問題から読んでいく事が必要です。時間を意識して解く練習をしておけば、実際の入試でも焦ることはなくなりますので、毎回の模試などで時間配分をして解くようにしましょう。

社会
これまでよりもやや易化したようですが、全体とした出題傾向に変化はさほどありませんグラフを読み取る難しい問題が必ず出題されていますから、対策を立てておいたほうがよいでしょう。漢字指定や並べ替えがほとんど出題されないのもこれまでどおりです。
今回、出題範囲に偏りがありました。地理では農業が出題されず、歴史では近現代の出題が明治初期のみ、公民では政治についての出題がほとんどありませんでした。しかしこれが来年以降も続くかどうかは未知数です。全範囲にわたって対策しておくことが大切です。
また、時事問題の出題も2問ありました。日ごろからニュースに触れるようにしておきましょう。

理科
全体的に標準的な問題が多いので、まずは基本問題や頻出問題を数多くこなし、はやく正確に解けるように、しっかりとトレーニングをする必要があります。また、グラフの読み取りや表の読み取りなどの問題も出題されがちなので、すばやくグラフを読み取り考える時間を増やす練習も必要です。すべてを選ぶ問題も多く出題されるので、問題文自体を丁寧に読み込む練習もしましょう。重要な単元は、「植物」「動物」「地層と岩石」「太陽・月・星」「電流」などです。
また今年度から理科社会あわせて45分という時間設定になったので、それぞれの科目に取り組む時間取りの感覚も必要です。この大問は5分以内に解ききるという時間配分の感覚を養いながら家庭学習に取り組みましょう。

◎広島女学院中学校の入試分析(7)

◆算数◆

>>2015年 学力検査の出題の総括

問題構成は大問5題、設問数23題でした。昨年が例年より少なかった分、生徒によっては多く感じたかもしれません。全体的な難易度は昨年と大きく変わらず、出題単元も、「割合の文章題」「和と差の文章題」「速さ」「平面図形」「推論・条件整理」となっており、昨年どおりバランスのとれた出題となっていました。特に、大問では問題文の条件を整理しながら、解いていく問題が多く、条件の整理さえ出来れば標準的な問題でした。小問も、例年通りの難易度だっため、そこでどれだけ得点できたかが合否のカギだったといえます
例年、広島女学院では、作図に関する問題が大問で出題されていますが、今年度は「速さ」のグラフの続きを書き加える問題が出題されました。

>>2016年度の入試に向けての対策

まず、計算問題をすべて正解できるように、日ごろから計算問題を練習しておきましょう。また、全体的に標準的な問題が多いので、まずは小問レベルの基本問題を数多くこなし、早く正確に解けるように、しっかりとトレーニングをする必要があります今年度から理科・社会の配点が変更になった分、算数にかかる負担も大きくなります、例年、難易度はあまり大きく変化していませんので、解ける問題は、確実にすばやく解けるようにしておきましょう
大問では、難問というよりは細かい条件がたくさんあり、その条件をていねいに読み取って、ていねいに考えていく必要のある問題が多くなっています。よく出題される単元は「規則性」や「速さ」「平面・立体図形」などで、条件は整数や図形です。大問は問題文が長いので、しっかり読み込んで、条件どおりに書き出して規則を見つけたり、規則が見つかるまで書き出すという「粘り強さ」も必要になります。作図に関する問題も、例年出題されていますので、過去問題の演習をしながら、練習するようにしましょう。

◆国語◆

>>2015年 学力検査の出題の総括

例年と同様に、読解問題2題と「漢字・語句」の問題が出題されました。広島女学院の問題は「抜き出し問題」が多いため、何度も読み直しながら書き抜く箇所を探していると時間がなくなってしまいます。まずは大問三・四・五の「漢字・語句」の問題から解き、時間に余裕を持って読解問題に取り組む事が必須でした。
大問一は養老孟司さんの『自分の壁』が、大問二は浅田次郎さんの『霞町物語』からの出題でした。昨年よりは問題数も少なく、読みやすい文章だと思います。ただ、どちらの問題でも「主題」を読み取る必要がある問題が多く問われており、そこを読み取れているかが合否の分かれ目になりました。

>>2016年度の入試に向けての対策

<漢字の書きとり・語句・文法について>
例年、漢字・語句の問題が多く出されています。今年度は漢字の書き取りは基本的な問題が出題されました。しかし、同音異義語などの間違えやすい問題も出題されていますので普段から意味を考えながら漢字を覚えているかが重要になっています。また、送りがなを書く問題の中にも、間違いやすい問題が出題されていますので、確認テストなどで間違えた漢字などは何度も丁寧に練習して覚えておく事が大切です。
広島女学院中学校では例年、慣用句やことわざ、四字熟語などが出題されています。そのため、塾で使用する漢字のテキストやプリントなどで丁寧に覚えておきましょう。特に、間違いやすい問題が出題されているので、塾の先生に注意された漢字などはしっかりと覚えておくようにしましょう
<読解問題について>
毎年、「抜き出し」の問題が多く出題されます。記述の問題も字数が少ないために「要約」する力が必要になります。文章を傍線部があるところのみしか読まない生徒さんは、書き抜きの問題では太刀打ちできません。必ず、集中して文章すべてを読みましょう。また、書き抜き問題では、問題文にヒントがあることもあるので見落としをしないように問題文も丁寧に読み解く事が重要でしょう。そのためには、普段からの十号から一字ずつ丁寧に読み、重要な言葉には線を引きながら読み解く練習をしておくことをおすすめします。また、問題の多くは「指示語」が含まれている事が多いので、指示語の問題を得意にしておくかどうかも合否の分かれ目と言えるでしょう。
広島女学院中学校の国語は、例年問題数が多い傾向にあります。そのため、宿題などでも時間を決めて取り組み、分かる問題から読んでいく事が必要です。時間を意識して解く練習をしておけば、実際の入試でも焦ることはなくなりますので、毎回の模試などで時間配分をして解くようにしましょう

◆社会◆

>>2015年 学力検査の出題の総括

今年度から面接が始まったのにあわせ、理科とあわせて45分、配点も50点ずつと変更されました。大問数は3つで、大問1が地理5問、大問2が歴史10問、大問3が公民5問の20問構成でした。分野にまたがった問題はなく、グラフの読み取りがあるなど、全体的な傾向に変更はありません。ただ、全体としてやや易しめだったようです。

>>2016年度の入試に向けての対策

これまでよりもやや易化したようですが、全体とした出題傾向に変化はさほどありません。グラフを読み取る難しい問題が必ず出題されていますから、対策を立てておいたほうがよいでしょう。漢字指定や並べ替えがほとんど出題されないのもこれまでどおりです。
今回、出題範囲に偏りがありました。地理では農業が出題されず、歴史では近現代の出題が明治初期のみ、公民では政治についての出題がほとんどありませんでした、しかしこれが来年以降も続くかどうかは未知数です。全範囲にわたって対策しておくことが大切です。
また、時事問題の出題も2問ありました。日ごろからニュースに触れるようにしておきましょう。

◆理科◆

>>2015年 学力検査の出題の総括

問題構成は大問4題、設問数20題でした。今年度から理科社会の配点を縮小するとの話がありましたので、この量が次年度以降の基準になっていくと思われます。出題単元は、大問ひとつに、物理・化学・生物・地学が一単元ずつの出題でした。1問あたりのレベルは昨年と大きく変わらず、どの設問も出題単元に関する基本的な事項を問う問題ばかりでした。
出題の形式としては、選択問題が大半をしめていましたが、すべて選択する問題やあてはまる組み合わせを選ばせる問題など、問題文やすべての選択肢を丁寧に読み込む必要がありました

>>2016年度の入試に向けての対策

全体的に標準的な問題が多いので、まずは基本問題や頻出問題を数多くこなし、はやく正確に解けるように、しっかりとトレーニングをする必要があります。また、グラフの読み取りや表の読み取りなどの問題も出題されがちなので、すばやくグラフを読み取り考える時間を増やす練習も必要です。すべてを選ぶ問題も多く出題されるので、問題文自体を丁寧に読み込む練習もしましょう。重要な単元は、「植物」「動物」「地層と岩石」「太陽・月・星」「電流」などです。
また今年度から理科社会あわせて45分という時間設定になったので、それぞれの科目に取り組む時間取りの感覚も必要です。この大問は5分以内に解ききるという時間配分の感覚を養いながら家庭学習に取り組みましょう

 

広島県立広島中学校

◎広島県立広島中学校入試データ(1)(定員160名)

受験者数・合格者数データ

  2015年度 2014年度 2013年度 2012年度 2011年度 2010年度
募集定員 160名 160名 160名 160名 160名 160名
志願者数 723名 682名 796名 856名 893名 948名
受験者数 682名 664名 767名 826名 849名 890名
合格者数 160名 160名 160名 160名 160名 160名

※補欠合格については非公表。

◎広島県立広島中学校の入試分析 (2)

◆適性検査Ⅰ◆

>>2015年 適性検査の出題の総括

問題構成は大問6題、設問数6題で昨年と同様でした。算術的思考4題、理科的思考2題の出題になりました。資料などを用いて説明をする問題や実験の方法を問う問題など、出題傾向に大きな変化は見られませんでしたが、どちらかというと「算術的思考」の問題が多くなりました。また、「理科的思考」の難易度も昨年度よりも少し上がったため、理系科目が得意な生徒にとっては少し有利だったかもしれません。
検査時間は昨年度までは45分でしたが、今年度からは5分延びて50分となりました。6題の内容を書くのに、昨年よりは少し余裕が出来たのではないでしょうか。
合否のポイントとしては、文章を長くダラダラと書くのではなく、手短にまとめて必要な説明計算を書く力が必要となります。「適性検査」という、広島市内の私立中学には見られない様なタイプのテストですが、記述力・表現力だけではなく、一般の中学入試に必要な「4科目総合の力」は、近年特に必要になってきています

>>2015年の出題に関して

<<大問1>>算術的思考
速さの問題で、4人の合計時間が2分7秒より短くなるように考える問題でした。条件に合うように何度も試行錯誤して計算する必要があります。確実な計算力が問われました。

  単元 内容
1 速さ・時間の計算 合計の時間

<<大問2>>算術的思考
実験結果を読み取って直方体の箱の大きさを考える問題でした。実験結果の表から、砂の重さを底面積で割って出た数字が、水面から箱の底までの長さになることが分かれば、正解することができたと思います。

  単元 内容
2 立体図形 箱の大きさ

<<大問3>>算術的思考
条件がやや複雑な平面図形の問題でした。必要な絵の具の数は、面積を絵の具1本でぬれる750c㎡で割った時に、あまりが出るので割り算の商に1を加えることを忘れないようにしなければなりません。

  単元 内容
3 平面図形 塗る面積

<<大問4>>理科的思考
条件に合うように回路を完成させる問題でした。乾電池を直列に繋げば豆電球は明るく光、並列に繋いだときは明るさが変わらないことを利用して考えます。上手く行かないときは何度も書き直して試していかなければなりません。

  単元 内容
4 電流 回路の完成

<<大問5>>算術的思考
半俵の米粒の数を考える問題でした。単位は全て問題文に書いてあるので、知らない単位でも、一つ一つ直すことで、gで考えることが出来ます。

  単元 内容
5 単位の変換 半俵の米粒の数

<<大問6>>理科的思考
食塩・ミョウバン・ホウ酸を区別する実験方法を考える問題でした。溶解度の違いから区別しますが、道具の使い方を説明しなければいけません。何をどう使うかまとめるのが難しかったようです。

  単元 内容
6 ものの溶け方 溶解度の違い

>>2016年度の入試に向けて

理科の難易度が、昨年よりも少し上がりました算数の単純な小問演習や理科の暗記知識だけでは解けない、思考力を問われる総合的な問題も多く出題されます。一般的な中学入試で必要な知識がないと解けないものばかりです。
過去問などで、問われた内容が普段見たことがある形のものでも、説明や式を書こうとすると本番ではなかなか書けないものです。普段の勉強から説明や途中式を書く練習をしておきましょう
また、身の回りの道具を使って実験や観察をする問題やグラフ・表を使って回答する問題は毎年出題されています。どれを使えばいいのかをしっかりと見極める必要があります。過去問を使って何度も練習をするようにしましょう

◆適性検査Ⅱ◆

>>2015年 適性検査Ⅱの出題の総括

問題構成は大問3題でほぼ例年通りといえます。出題内容や字数も例年通りです。大問1は発表原稿の作成、大問2は中学受験社会の知識を元にした資料の読み取り問題でした。そして大問3は国語の基礎的な文章読解と、要旨を読み取り自身の体験を述べるという難問でした。今年度の問題は受験生にとって出題者の意図を読み取ることが難しく、時間内に納得する文章をかけた受験生は多くはなかったはずです。普段から制限時間を意識して記述の練習ができていたかで大きく差が開きました

>>2015年の出題に関して

<<大問1>>発表原稿の作成
今回問われていることは、目標達成のための活動内容です。まずは目標が何かを読み取り、参考資料1・2からそれに関する情報を取捨選択しなければいけません。それを元にこれまでの給食委員会の取組み=活動はこのままでいいのか、それとも改善したほうがいいのかを目標別に述べるといいでしょう
またその時に、表やグラフの数字を使って明確な値を出すと説得力のある文章になります。

1 単元 内容
  発表原稿の作成 「自分で食事を作ろう!広島県の郷土料理について知ろう!」という目標達成のために、どのような活動が必要か参考資料を元に発表する。
(200字以内)
参考資料
<資料1>
給食委員会の取組み
<資料2>
小学6年生への「食」に関するアンケート調査結果

<<大問2>>資料をまとめる
資料1・2には様々な情報が詰め込まれています。この中からどの情報を使うかがポイントです。
今回の問題は社会見学で自動車工場を訪れたところから話が始まります。そのため自動車工業は機械工業に分類されるため資料1・2ともに機械工業の情報に注目すべきです。
そして資料2では「運輸の働きと関連づける」という条件があります。関東内陸工業地域は海に面しており船を利用して運ぶ自動車工業(大型機械)が盛んです。
限られた時間の中で、このような情報をまとめるためには社会の地理分野の知識が必要でした。

2 単元 内容
  資料をまとめる 資料を読み取り、日本の工業生産額の変化・工業地域の特色を運輸の働きと関連づけて述べる。
(字数制限なし)
参考資料
<資料1>
日本の工業生産額の割合の変化
<資料2>
関東内陸工業地域と瀬戸内工業地域の工業生産額の割合

<<大問3>>文章読解問題
河合隼雄さんの「ボクの個人主義はこれや」からの抜粋でした。(1)は基本的な国語の読解でした。(2)は文章の要旨が理解できていないと記述ができない難問でした。筆者は指揮者の佐渡裕さんを例に挙げ、自分が情熱と信念を持ち、他人とは違った視点で何かをやりとげることの素晴らしさを述べています。以上の点を参考に自分自身の体験を述べましょう。
また(2)は書き方に条件がついています。必ず確認しましょう。

3 単元 内容
(1) 筆者の考えを読み取る 理由を記述する問題
(2) 自分の意見を記述する 要旨を理解し、それに見合った自身の体験を述べる。
(180~200字)

>>2016年度の入試に向けて

年々中学受験の国語や社会を勉強している生徒にとって、有利な問題が増えています。県立広島中学校を目指す皆さんは適性検査対策と平行して、十分な中学受験範囲の国語・算数・理科・社会の知識を学びましょう。そして記述練習の際は、大問を15分で解けるよう意識して練習してください
また適性検査の問題で扱われているテーマや資料は社会問題が多いです。日頃から新聞に目を通したり、国語の説明文を読み返したり、社会の暗記などを通して社会問題の解決策は頭に入れておくことが重要です。適性検査Ⅱは出題者の意図を的確に読み取り、記述できるかがポイントになってきます。十分な対策をして臨みましょう

◎中村教室:広島県立広島中学校合格実績(3) ※合格率90%
(定員160名) 38名 合格(42名受験)

 

広大附属福山中学校

◎広大附属福山中学校入試データ(1)(定員120名)

今年度の広島大学附属福山中学校の志願者数748名で昨年度と同様約6倍の受検倍率となりました。1000名をこえる受検者を集めていたころから考えれば激減したと言えますが、倍率はいぜん高く、難関であるため受検をあきらめる生徒も少なからずいたものと思われ、受検者減が「受かりやすさ」につながっているわけではありません
国公立中学はいずれも内申書が点数化されるので、通常の受験勉強だけでなく学校生活も含め、総合的な力が試されるとも言えそうです。特に福山市立福山中学の適性検査は、その対策が気になった受験生も多かったようですが、問題を見てみると、結局は4教科(算数・国語・理科・社会)の受験勉強をしっかりやることが土台となることがわかります。
面接や作文が廃止されたことで、より一層学科試験に力を入れる必要があります。

■志願者数推移

  2015年度 2014年度 2013年度 2012年度 2011年度 2010年度 2009年度 2008年度 2007年度
広大附属福山中 748 759 757 841 891 988 917 1060 1115
市立福山中 556 577 668 700 725 784 732 791 867

◎広大附属福山中学校の入試分析 (2)

◆算数◆

>>2015年 学力検査の出題の総括

問題構成は大問3題、設問数18題でほぼ例年通りといえます。全体的なレベルは昨年より少し高くなっているようです。難しい問題というよりは、条件が細かく、ていねいに、いろいろと試していかなくてはならないような問題が復活していました。
出題単元は、整数問題・割合の文章題・速さ・平面図形・立体図形などとなっていて、例年よく出題される単元が中心でした。ただ、今年は何度も速さが変わる文章題はなく、数年前によく出題されていた、1つずつ書いて調べていく場合の数が加わっていました。また、問題文が長いことも例年通りで、すべての条件をていねいに読み取る力も必要です。そして、大問2・3に十分時間をかけられるように大問1をすばやく解かなければいけないのも例年通りでした。

>>2016年度の入試に向けての対策

全体的に標準的な問題が多いので、まずは小問レベルの基本問題を数多くこなし、はやく正確に解けるように、しっかりとトレーニングをする必要があります。答えが整数にならない問題が多いのも特徴なので、確かな計算力は必須です。その上で、基本パターンが組み合わさったような問題や基本問題に条件がいくつか加わったような問題の練習が必要になります。
重要な単元は、「割合の文章題」「速さの文章題」「平面図形の角度・面積」「立体図形の体積・表面積」「整数の文章題」「規則性」「場合の数」などです。大問は、難問というよりは細かい条件がたくさんあり、その条件をていねいに読み取って、ていねいに考えていく必要のある問題が多くなっています。よく出る単元は「規則性」や「場合の数」などで、条件は整数や図形です。ならんだ数字の規則を探していく問題や、ていねいに書き出して考えていくような問題への対応が重要なポイントになります。大問は問題文が長いので、問題文をしっかり読み込んで、問題文の条件どおりに書き題して規則を見つけたり、規則が見つかるまで書き出したりという「粘り強さ」も必要になります。さらに、いろいろな方法で試行錯誤しながら考えていくような問題も重要で、過去に出題された問題で練習するようにしましょう。問題を解くときには、ていねいに粘り強く考えることを意識するようにしましょう。2015年は出題がありませんでしたが、途中で速さが何度も変わる速さの問題が2014年、2013年、2012年と3年連続して出題されているので注意したい問題です。ただ、解き方のテクニックが必要な問題ではないので、速さが変わるタイミングでの時間、距離などをとにかく丁寧に求めていけば解ける問題なので、粘り強く取り組むことが重要です。

◆国語◆

>>2015年 学力検査の出題の総括

広大附属福山中学の国語といえば「説明文」か「随筆文」からの出題というのがここ十数年の傾向でしたが、今年の入試はがらりと変わり「物語文」からの出題でした。西南戦争を素材とした物語で、ひ弱な少年が武士としての誇りをもって堂々と出兵していく姿を描いています。文章は問題用紙3枚分の分量で、問題数は15題(うち漢字の書き取りが4題)と例年通りです。
しかし、広大附属福山中学にはあまりみられない40字の記述問題が出題され、受検生を驚かせたのではないでしょうか。またまぎらわしい選択肢の問題も何題かあり、例年と比べてすらすらと解けるレベルではなかったと思われます
とはいえ、問題一つ一つの難易度は高くなく、また一題のみの出題であったため、さまざまな変更点にも動じず落ち着いて読み返せば、十分太刀打ちできるレベルでした。普段から問題を解く際に、本文を読み返し、選択肢を一つ一つ消していくという作業をしていると確実に得点できたでしょう。

>>2016年度の入試に向けての対策

今年の国語は「物語文からの出題」「40字の記述問題」と変更点が多くありました。これまでも二題構成になったり、記述のみの出題になったりと入試形式が変更されることがあったため、今年のみ特別に異例であったとは言えません。通常授業のなかでは、さまざまな形式の問題を取り入れて対策をしているため、「記号しか出ないだろう」と気を抜かずに記述問題にも積極的に取り組んでいきましょう
また、今年は単独で語句の意味を選ばせる問題が出題されましたが、過去にはぼう線部のなかにむずかしい言葉が入っており意味を考えながら答えを選ぶという問題も出題されています。そのため、単純にことわざ・慣用句・四字熟語を覚えるのではなく、文章の中でどのように使われているのかなど「生きた言葉」にふれることが大切です。授業内でも小学生にはむずかしい言葉は解説をしますが、自分で問題演習をするときには辞書を引いたり短文を考えたりするくせをつけておきましょう。
記号問題には例年まぎらわしい選択肢がひっかけとして入っています。しかし本文を丁寧によめば正解にたどりつけるものがほとんどであるため、普段から落ち着いて問題を解くことが大切です。

◆社会◆

>>2015年 学力検査の出題の総括

大問数は4題に増えましたが、設問数は30問で例年と大きな変化はありませんでした。出題形式はほとんどが記号選択問題で、記述問題の出題がまったくないのも例年通りです。特に今年度の記号選択問題は、ほとんどが4問択一式で、漢字指定の問題が1問ありました。
例年、地理・歴史・公民の3分野からほぼ均等に出題され、地図・図版・グラフ・統計表などを使った問題や時事問題に関連した内容も見られますが、今年度は公民分野からの出題は1問しかありませんでした。地図・図版・グラフ・統計表では、衆議院の定数削減や広島市でおこった土砂災害、御嶽山などの火山噴火に関連したものが出題されました。
2012年度・2013年度と易化傾向が続いた後、2014年度はやや難化して合格者平均点は低くなりましたが、今年度は受検生を迷わせる問題がほとんどなく、合格者平均点は高くなったと予想されます。記号選択の問題は、選択肢の文の一つ一つを細部まで読み取る力が求められるものが多くありました。

>>2016年度の入試に向けての対策

<地理分野について>
産業全般に関する選択問題や地名に関する問題がよく出題されます。また、地図やグラフ・統計表を使った問題にも注意が必要です。国土と気候・農業・水産業・工業を中心に、貿易・交通などの基本的な内容を徹底して暗記しましょう。重要なグラフや統計表は塾のテキストで、重要な地名は地図帳でしっかりと確認しておきましょう。
<歴史分野について>
人物を中心に、各時代の政治・外交・文化・社会の様子などを整理し、時代ごとの特色をとらえておきましょう。また、おもな出来事がいつ。どこで起こったのかも地図帳などで確認しておきましょう。
<公民分野について>
日本国憲法・国会・内閣・裁判所・選挙など、授業で学習した基本的な問題が中心です。テキストの重要語句を中心に学習していきましょう。
広大附属福山中学校の問題の難易度は決して高くありませんが、単なる語句の暗記だけの学習ではなく、テキストの内容をしっかりと理解し、社会科の基本的な知識を積み重ねていかなければ、高得点を取ることができない内容です。正誤問題がほとんどですから、選択肢を一つ一つ丁寧に読んでいくことが大切です。

◆理科◆

>>2015年 学力検査の出題の総括

大問が4題あるのはここ数年変化がありません。設問数は37問でした。出題分野も例年通り、「生物」「化学」「地学」「物理」から1題ずつでした。難易度は例年通りと言えます。しかし、描画問題や語句問題が多くなり、30点の配点に対して37箇所の解答欄があることから、例年以上に完答の問題が増えたということが言えます。「すべて選びなさい」という問題が昨年に比べて6問から1問に減りましたが、完答させる問題が増えたことで、ていねいに解けるかどうかで得点が変わってくると考えられます。高得点をとるためにも、どれだけていねいに語句問題の暗記と練習が出来ているかが合否を分けたのではないかと思われます。難問があるわけではないので、基本的な知識を身につけ、標準的な問題が解けるように繰り返し練習しておく必要があります。

>>2016年度の入試に向けての対策

今年度は設問数が多かったこともあり、若干少なくなるのではないかと思われます。ただし、すべて選ばせる問題の代わりに完答の問題が増えることも予想されます。理社合わせて50分で30点満点ということを考えると、「問題数が多くなる=基本的事項を聞かれる問題が増える」と考えることもできます。
毎年、各分野から大問が1つずつ出題されるという傾向は変わっていないので、単元を絞らず、幅広い知識を正確に身につける必要があります。計算問題が出題されたとしても今年度と同じくらいの難易度の標準的な問題だとおもわれますので、難しい計算演習をするよりは、実験器具の使い方や実験方法、実験の順序などを細かいところまで読んでおくことをおすすめします。理解があいまいなままで放置せず、すぐに調べるような学習態度が望まれます。また、記述問題や説明問題対策として「模範解答のように答えられる」練習をおすすめします。あいまいな理解では、あいまいな説明しかできなくなり、説明の内容がぶれてしまうことがあります。

◎中村教室:広大附属福山中学校合格実績(3) ※合格率82%
(定員120名) 33名 合格(40名受験)

 

福山市立福山中学校

◆適性検査Ⅰ(文系)◆

>>2015年 適性検査Ⅰ(理系)の総括

資料等をもとに、課題を発見し解決する過程を多用な方法で表現させることを通して、思考過程、判断力、表現力等、小学校教育において身に付けた総合的な力を見る」という例年通りの狙いのもとでの出題でした。今までと同様にただ単に答えを求めるだけではなく、論理だてて問題を解き、問題を解く過程を言葉や式を用いて表現することができるかを受験生に求めています。算数・理科の知識はもちろんのこと、日常生活や社会科の知識、グラフ・表などの資料を読み取る力が必要となっています。
問題構成は7問で、昨年と変わりませんでしたが、45分という時間で解答していくためにはスピーディーに解いていく必要がありました。全体的なレベルは昨年と大きく変わりませんでしたが、問題1で時間を使ってしまい、問題2以降にかける時間が短くなってしまったという受検生が多かったようです。
出題分野は、社会分野1問、理科分野2問、算数分野では図形問題が1問、数量問題が3問となっており、算数の占める割合が高くなっています。

>>2016年度の入試に向けての対策

適正検査を解く上で大切なことは、身のまわりの出来事に興味関心を持つこと、過去問にできる限りふれておくこと、教科書に書いてあることをしっかりと身につけておくことです。
市立福山中の適性検査1は、半分以上の問題が算数分野からの出題になっていることから、正確な計算力、中学受験の算数をしっかりと勉強しておくことが必要です。4年生から6年生の間に使用する学校の算数の教科書の、単元の最後についている問題や、学年の総まとめなどは適性検査1につながっている内容が多いので見直しておくことも対策になるでしょう。特に重要なテーマは、割合(濃さ、売買)、平均、速さ、タイムスケジュールの作成、比例・反比例、平面図形(面積と切り分け)、立体図形(表面積と体積、立体の構造)などです。
理科分野は、4年生から6年生の間に行った実験、観察がテーマになることが多いので、学校の教科書にのっている植物の観察、実験の手順と結果についてはしっかりと理解しておくようにしましょう。また、2015年度は適性検査2での出題になっていましたが、環境問題に関するテーマは必ず出題されます。理科と社会のどちらの科目でも環境問題について学習するので、正確な知識を身につけましょう。
45分という時間で解答を作成することも練習が必要です。時間をかけたら解答が書けるというのでは、試験時間に間に合わないということになりかねないので、時間内に解答を作成する練習は必ずしましょう。
そのためにも過去問を時間をはかって練習することが大切です。

◆適性検査Ⅱ(文系)◆

>>2015年 適性検査の出題の総括

今年度も問題構成は大問2第で例年通りでした。大問1は近年続いている文章を読み取る問題で、今年度はさらに資料が1つ追加されました。字数は400字と例年通りです。テーマが「国際交流」という頻出のテーマだったので、しっかり演習していた生徒はすぐに取り掛かることができたのではないでしょうか。大問3は3つの資料を読み取り、その内容をまとめ、自分の主張を書く問題でした。字数は昨年度の200字から、一昨年度の300字に戻りました。大問1と同様に、頻出テーマである「環境問題」ついて問われていたので、十分な対策ができていた生徒にとっては取り組みやすい問題だったと思われます。
しかし、大問1では「これまで勉強してきた」ことにも触れなければならず、大問2も(一昨年度を除いた)例年のように記入例があるわけではなく、さらに資料を読み取る必要があったので、社会の知識が求められ、全体的にやや難しくなっています
。問題演習の量と総合力の差が合否の分かれ目になったと考えられます。

>>2016年度の適性検査に向けての対策

来年度の適性検査2でも、指定字数が300字を超える問題の出題があることが予想されます。日ごろから、指定字数の9割以上を埋められるように演習をする必要があります演習をする際は、いきなり解答用紙に向かうのではなく、まずは「何を書くのか」、「どのような順番で書くのか」といった、構成を考えてから書くようにしましょう。いきなり解答用紙に書いてしまうと、構成を考えながら書くことになってしまい、文章の論理に矛盾が生じたり、字数が9割に満たず、まとめを書いたはずなのにまだ文章を書かなくてはならなくなったりします。本番では、問題用紙の余白にメモをすることが認められているので、あせらず、構成をメモしてから解答用紙に記入していくことが必要です。普段の演習で、構成をメモしてから解答用紙に書く習慣をつけましょう
構成をメモするときには「はじめ・なか・おわり」の3段落構成で書くと良いでしょう。それぞれの段階で書く内容は、大問1・2の記述を参考にしてください。メモは箇条書きでかまいませんが、できるだけくわしく書いておくと解答用紙に書くときのイメージがしやすくなります。特に「なか」で自分の体験を書く場合には、どのような体験かくわしく書いておく必要があります。ここでくわしく書いておけば、解答用紙に書くときにすらすらと書くことができるでしょう
また、来年度も大問1では、文章から読み取ったことをもとに自分の意見を書く問題が出題されると予想されます。適正検査の授業だけではなく、国語の授業も大切にしなければなりません。しっかりと力をつけていきましょう。大問2において、今年度と一昨年度は記入例がありませんでしたが、来年度は記入例がある問題が再び出題される可能性もあります。その場合は記入例を参考にして書く必要があるので、過去問でしっかりと対策をしておきましょう。そして大問1・2共に、問題文に条件の記載があります。その条件を守らずに文章を書いてしまうと点数がもらえませんので、普段から問題の条件は線を引くなどしてチェックをしていくことも大切です。
適性検査では理科・社会の知識や、グラフなどの統計資料を正確に読み取る力も必要です。特に今年度はその傾向が顕著に見られました。少しでも多くの問題を解いて、本番であわてないようにしっかりと力をつけていきましょう。

志望校合格の為の詳しい資料は、内部生については中村教室情報センターより、プリント(冊子)にして提供しています。ご利用ください。

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