コース・クラス

中学受験・小学部 > 中学受験情報

中学入試国語文章題を解くポイント物語文・説明文から見る解き方について(最新版)(塾生・会員生・中村教室グループ塾生)

中学入試の合否は、広島地区・首都圏地区・関西地区・九州地区においても「国語力」で決まります!

物語文

【 中学1年生24人が主人公 『クラスメイツ』(森絵都) 】

成長し、気がつく

ここ数年の物語文の題材をみると、複数の中学生が登場する作品がめだちます。それぞれを主人公にした短編(章)ではほかの登場人物とのやりとりがつづられ、ときには反発し、ときには寄りそう姿がえがかれています。各章の主人公が成長し、自分が大切にしたいと思う「何か」に気がつく―こんな作品がよく取り上げられます
2019年度の中学入試の場合、『クラスメイツ』(森絵都)がその典型で、同じクラスの中学1年生24人が主人公。「前期」「後期」の2巻で構成され、入試では「後期」を題材にする学校がめだちました。
中学入試ではバイオリンなどを習っている男子生徒が主人公の章を取り上げました。リサイタルの代表に選ばれず、晴れない気持ちでいるとき、父親を看病する同じクラスの女子生徒を病室に訪ねるシーンなどからの出題でした。
ふたりとも人に合わせるのが苦手で、クラスでの「立ち位置」も似たもの同士。女子生徒が仲よくしていたほかの女子生徒ともめ、すれちがいがあることについて話すといった内容です。ふたりの女子生徒の間を取りもとうとする男子生徒について「この文章を『男子生徒が~する物語』または『男子生徒が~なる物語』という一文で答えなさい」(30字以上40字以内)など、心の動きを記述させる問題などが盛り込まれました

気持ちの動きをとらえる

異なる立場を理解

こうした設問に対応するには、主人公の気持ちが動くきっかけをとらえることが重要主人公になったつもりで状況をイメージし、「この場面は主人公と同じだけど、ここではちがう」などと読んでいくのがおすすめです。主人公の心情を考えることで読解力はもちろん、自分とは立場が異なる人の気持ちを理解する力も高まります。

説明文

【 「日本人と個性」など論じる 『「自分」の壁』(養老孟司) 】

テーマはさまざま

「科学技術の発展に対する考え」「コミュニケーションにかかわる問題点」「日本人ならではの個性や日本語の特徴」。説明文で取り上げられるテーマや出典はさまざまです。『クラスメイツ』のように、同じ作品が同じ年度の入試で数多く取り上げられるという例はそう多くはありません。
そんななか、この春の入試では『「自分」の壁』(養老孟司)から出題する学校がめだっています

語句を確かめ、展開考える

家族と読み進める

実は日本では「自己」や「個性」はそれほど重視されておらず、世間と折り合いをつけることを学ぶことで「個性」が生まれる。でも、いまはその世間の基準のほうがきちんとしていない―筆者がこう指摘した部分から出題したのが東京・海城中。文中のことばが意味する内容を選んだり、本文から抜き出したりして答える設問が中心でした。
説明文では、ふだんの生活ではほとんど使わない言い回しや難しい語句がよく出てきます。入試でよく取り上げられる作品を読む場合、家族といっしょに読み進めるのが効果的。語句の意味を確かめ、話(論)がどのように展開しているのかを考えるのがポイントです。
実際の入試では、それぞれの段落がどのように結びついているかを示し、正しい流れを答えさせるといった出題もめだちます。「だから」「でも」「しかし」など、文と文の関係を示す「接続語」に注目すると、文章の組み立てがわかり、筋道をたどりやすくなります

■中学入試合格のポイントは、国語の読解力・記述力で決まります。国語力の出来不出来が大きく合否に影響します。塾生・会員生・中村教室グループ塾生のみなさんは、しっかり中村教室のやり方をマスターしてください。そうすれば、必ず合格します!

▲pagetop中学受験情報のインデックス

教室のホームページに掲載されている全ての画像、文章のデータについて、 無断転用・無断転載をお断りいたします。