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2016年(平成28年)広島の国立・私立・県立中学校合格の為のポイント!(傾向と対策)①:広島学院中・ノートルダム清心中・広大附属中

広島学院中学校

◎広島学院中入試データ(1)(定員184名)

志願者数 H27年
718名
受験者数 695名
合格者数 263名
不合格者数 432名
実質競争率 2.64倍
入学者数 187名

◎広島学院中合格最低点(2)
224点/400点
※合格最低ライン56%

◎広島学院中科目別難易度(3)

算数(Ⅰ) 横ばい
算数(Ⅱ) やや難化
国語 やや難化
社会 横ばい
理科 やや難化
総合 難化

◎広島学院中合格ライン(4)

(推定) ※( )は配点

算数(Ⅰ) 30点(45)
算数(Ⅱ) 40点(75)
国語 70点(120)
社会 42点(80)
理科 42点(80)
総合 224点(400)

◎中村教室:広島学院中合格実績(5) ※合格率70%
(定員184名) 41名 合格(58名受験)

◎広島学院中受験にあたってのポイント(6)
算数
出題形式と問題数は変化していません。小問及び大問とも今年と同じ設定だと推測されます。
算数(Ⅰ)はスピードに加え、「計算ミスをしない」「読み間違いをしないこと」
算数(Ⅱ)は「和と差の文章題」「数の性質」「平面図形」「速さ」が頻出単元です。規則性(倍数の利用)についても多く出題されます。

国語
漢字の書き取り。語句・文法について~例年基本的な漢字の出題。設問に「一点一画をていねいに書きなさい。」とありますから、日頃から「止め・はね・はらい」に注意
・読解について~物語文は文章が長く全体として設問が多いのが特徴。時間配分が大切になってきます。また、記述の出来不出来が合否に影響します。語句の簡単な言葉の言いかえは、お馴染みになってきました。授業で使用するテキストの意味調べは手を抜かないように丁寧にしましょう。

社会
今年度は例年より多くの記述問題が出題されました基礎事項・重要事項を確実に暗記し、記述問題の答えの出し方・ポイントをつかんでおくことが大切。学校の教科書・副読本である「わたしたちの広島市3・4年」は郷土問題の対策の為にもきちんと目を通しておきましょう。郷土問題と平和・原爆に関する問題も例年出題されています

理科
今年度は記述問題・計算問題が大幅に増えた為、難易度は高くなりました。実験の意図や観察結果をすばやく読み取る必要があった為、科学的思考力を高く求められる問題だったと思われます。
生物・化学・地学・環境の各分野から1題ずつ出題されるので、苦手分野をなくしておくことが必要。ここ数年作図や記述問題が増えているので、自然現象の仕組みや実験工程の意味を手短に説明できるようにしておきましょう。
広島学院中は、「実験データ」「観察結果」から推測させたり、工夫された「物理問題」などの思考力を要するものが必ず出題されます
問題文も長く、問題用紙も15ページ前後になり、集中力を切らさず40分間で解くトレーニングを必要

◎広島学院中学校の入試分析(7)

◆算数◆

>>2015年 学力検査の出題の総括

問題構成は算数Ⅰ(小問20分)が小問9問、算数Ⅱ(大問40分)が大問5題、設問数15問と例年通りでした。2015年度入試は全体的に解きやすい問題でした。特に算数Ⅰでは、塾のテキスト等で解いたことがある問題が多く、7問~9問できた生徒が多かったです。
算数Ⅱでは例年通りのパターン(「和と差の文章題」「速さと比」「数の性質」「平面図形」)の徹底に加え、20『試す』・『数字を当てはめる』力が要求されました。公倍数・公約数や規則等の数の性質の理解に加え、文章や与えられた条件から必要なことを読み取り、必要な『数字を当てはめる』ことができれば高得点につながりました。

>>2016年度の入試に向けての対策

出題形式と問題数は変化していません。小問及び大問ともに今年と同じ設定だと推測されます。
小問である算数Ⅰにおいてはスピードに加え、「計算ミスをしない」「読み間違えをしない」等の基本的な力が必要となります。今までのものに加え、塾の教材を完璧にして臨みましょう。
2014年度以前であれば9問中7問程度が合格ラインになりましたが、2015年度の難易度ならそれ以上の正答数が必要です。
算数Ⅱは『和と差の文章題』『数の性質』『平面図形』『速さ』が頻出単元です。また、2014年度の入試で出題された『立体図形』においても学習する必要があります。
これらの大問においては過去問及び類似問題演習を徹底し、入試の大問演習が徹底出来れば合格ラインまで到達します
これに加え、規則性(倍数の利用も含む)についても多く出題されます。今年の問題の様に「数値を当てはめる力」に加え「数えていく中で規則を見いだす力」が必要です。
その力はこれから学習する中で十分に養うことができますが、直前までそれは可能です。
条件を元に試していく問題は他の学校でも多く出題されます。
広島学院の入試日程は最後の方になるので、他の学校も受け、その経験を持った状態で入試に臨むことをお勧めします。

◆国語◆

>>2015年 学力検査の出題の総括

広島学院中学校の国語の入試問題は、大問2題の構成で試験時間は60分です。今年度は大問一が広島学院オリジナルの文章、大問二は朝井リョウ『世界地図の下書き』からの出題でした。過去に大問二にまとめて10問の漢字が出題された年もありましたが、今年度は例年通り各大問に5問ずつの漢字の書き取りが出題されました。問題は、記述や抜き出し問題に加え、学院特有の正誤問題など多岐にわたるジャンルから出題されています。中でも今年度は記述問題が多くみられました。

>>2016年度の入試に向けての対策

<漢字の書きとり・語句・文法について>
漢字の書き取りが10問、読みの問題は出題されませんでした。例年通り、基本的な漢字の出題ばかりでしたので、できれば全問正解を目指したいものです。授業のテキストを中心に勉強しておけば十分対応できる内容がこれからも出題される可能性は高いと思われます。設問に「一点一画をていねいに書きなさい。」とありますので、日ごろから「止め・はね・はらい」に注意して、練習しておかないと入試本番では得点できません。
<読解問題について>
広島学院中の入試問題は「正義のための教育」「若者の教育は世界の変革である」という学校の教育方針に沿ったテーマで出題されています。文章の内容は理解しやすいものが多く出題されますが、特に物語文は文章が長く全体として設問数が多いのが特徴と言えます。そのため、時間配分が大切になってきます。設問にまず目を通し、読みながら回答できる問題は解いていく必要があります。また、記述の出来不出来が合否に影響してくると思われますので、日ごろから面倒くさがらず練習することが不可欠です。答え合わせのみで終わらせることなく、「解説を書き写す」「解き直しを行う」ことに努めていきましょう。語句の簡単な言葉への言いかえは、お馴染みになってきました。授業で使用するテキストの意味調べの宿題は手を抜かず丁寧に行うようにしてください

◆社会◆

>>2015年 学力検査の出題の総括

出題構成は昨年度より大問が2題少ない4題でしたが、総設問数は昨年度と同じ64問でした記述問題が約1.5倍に増え、内容も難しくなっていました。そのため、すべての問題を解くためには、例年以上に平易な問題を優先して解く必要がありました。平和問題、広島県と広島県の各都市の特色を問う広島学院特有の問題が散りばめられていました。大問別では、大問2はほぼ歴史分野の問題でしたが、大問1・3・4は地理分野・歴史分野・公民分野の複合問題でした。難解な問題もありましたので、平易な問題を確実に正解することが合否の分かれ目になりました。

>>2016年度の入試に向けての対策

地理分野に関しては、都道府県や都市の特色などの地誌の基本事項を確実に理解しておくことが求められます。歴史分野に関しては時代の特色や流れをつかみ、時代を代表する人物と事象がきちんと結びつくように暗記し、知識を解答に活かせるようにすることが求められます。加えて「現代の日本や世界に関する問題」の出題頻度が増してきています。時事問題や人口問題、環境問題、情報社会についての問題に対応できるように、日頃から新聞やテレビのニュースを見ておくことも大切です。学校の教科書・副読本である「わたしたちの広島市 3・4年」は郷土問題の対策のためにもきちんと目を通しておきましょう。郷土問題と平和、原爆に関する問題も例年出題されています。塾で扱う内容を一つずつしっかりと暗記しておくことが大切です。
<記述問題について>
今年度は例年より多くの記述問題が出題されました。基本事項・重要事項を確実に暗記し、他の難関中学校の入試問題にも多く触れ、記述問題の答え方のポイントをつかんでおくことが大切です。
<語句問題について>
「重要事項を完璧に覚える」「覚えた語句を確実に答える」「設問を確実に読み取る」「設問の意味に正確に対応する」という4つのポイントを押さえて問題を解く必要があります。授業で得た知識を基に社会の出来事にも興味を持って意欲的に学習に取り組むことが大切です。

◆理科◆

>>2015年 学力検査の出題の総括

今年度も、生物・化学・地学・物理の各分野から1題ずつの出題でした。昨年度に比べ、設問数は減っていますが、暗記分野からの出題はかなり少なくなっており、思考力や計算力が必要な問題がほとんどを占めていました。どの分野の問題も、文章を読み込む必要があったため、試験時間40分で最後まで解くのは困難だったかと思います。
生物分野からは「植物のはたらき」、化学分野からは「水溶液」、地学分野からは「地層」、物理分野からは「てこ」が出題されました。大問1の生物分野では、暗記問題ではなく記述問題が多く出題されたため、面食らった受験生もいたようです。広島学院の特徴どおり、最後の大問は「てこ」からの出題でしたが、時間が足りずじっくり取り組むことができなかった受験生もいたようです。
今年度は、どの分野も単純な暗記問題は少なく、文章から実験・観察の意図を読みとる力が必要な問題が多く出題されたため、難易度は上がったと予想されます。

>>2016年度の入試に向けての対策

今年度は記述問題・計算問題が大幅に増えたため、何度は高くなったと考えられます。実験の意図や観察結果をすばやく読み取る必要があったため、科学的思考力を高く求められる問題だったと思われます。
来年度も、受験生の力の差が出やすい問題になると予想されます。
広島学院の問題では、生物・化学・地学・物理の各分野から1題ずつ出題されるので、苦手な分野をなくしておくことが重要です。今年度は記述問題や計算問題が多く出題されましたが、基本的な知識がいらないというわけではありません。さまざまな知識を身につけることが科学的思考力をつける第一歩となるので、すべての分野で基本事項を習得することが大切です。また、ここ数年作図や記述問題がふえているので、自然現象の仕組みや実験工程の意味を手短に説明できるようにしておくとよいでしょう。
広島学院は「実験データ」「観察結果」から推測させたり、工夫された「物理問題」などの思考力を要するものが必ず出題されます。対策としては、入試演習時に類題を扱っていきますので、題意が理解できるまで繰り返し解き直してみることをお勧めします
また、問題文が長く、問題用紙も15ページ前後と分量が多いのが広島学院の特徴で、広島学院の過去問を同じサイズの問題用紙を使い40分間集中力を切らさず解く訓練も必要です。

 

ノートルダム清心中学校

◎ノートルダム清心中入試データ(1)(定員180名)

志願者数 H27年
575名
受験者数 561名
合格者数 246名
不合格者数 315名
実質競争率 2.28倍
入学者数 182名

◎ノートルダム清心中合格最低点(2)
209点/360点
※合格最低ライン58%

◎ノートルダム清心中科目別難易度(3)

算数(Ⅰ) 横ばい
算数(Ⅱ) 難化
国語 やや難化
社会 横ばい
理科 横ばい
総合 難化

◎ノートルダム清心中合格ライン(4)

(推定) ※( )は配点

算数(Ⅰ) 35点(45)
算数(Ⅱ) 22点(55)
国語 60点(100)
社会 50点(80)
理科 42点(80)
総合 209点(360)

◎中村教室:ノートルダム清心中合格実績(5) ※合格率75%
(定員180名) 43名 合格(57名受験)

◎ノートルダム清心中受験にあたってのポイント(6)
算数
出題形式と問題数は変化していません
算数(Ⅰ)ではミス1~2問に抑えることが大切です。今年度は出題されませんでしたが、「工夫する計算問題」や「工夫できそうだが工夫してはいけない計算問題」もよく出題されていますので、確実な計算力が必要。「速さ」・「立体図形」については要注意。過去問でくり返し演習を積んでおくことが大切です。
算数(Ⅱ)については、それぞれの大問の前半で確実に正解する必要があります。(1)(2)で出題される問題は基本中心。出題については、「図形問題」「和と差に関する問題」「速さに関する問題」「割合に関する問題」についてしっかり勉強しておきましょう。

国語
漢字の書き取り。語句・文法について漢字は、出題文中から出題されます。書き間違いやすいものや、同音異義語が出題される傾向が続いています。今年度は「危険」の「危」の書き間違い、「支持」「要領」を他の同音異義語にする等が出題されています。小4~6年で学習した漢字の復習をしっかりやっておくことが必要。
<読解問題について>例年、説明的文章は比較的解き易く、文学的文章では難解な問題が出題されています。このため、説明的文章を先に解き、文学的文章は後にまわす、といった作戦が必要になります。ただし、この作戦を成功させるには説明的文章を短時間で正確に読み取り処理する能力を身につけておかなければなりません。テキストに載っている説明的文章の復習など積極的に取り組み、説明的文章に対する苦手をなくしておきましょう。加えて、文章全体を読んでどのようなことが書かれているか、筆者の主張は何か的確に捉える練習をしておきましょう。
記述は全体で3題出題されますが、文学的文章では記述が2題出題され、そのうち1題は主題に関する80~100字程度の記述が最後に出題されます。もう1題の記述は難易度が高くありません。問題をよく読み傍線部の内容をしっかりと読み取れば得点できますので、記述問題を避けずに取り組めるようにしておきましょう

社会
地理分野では、地形・地誌・産業の特徴と基本語句の正確な理解が不可欠です。歴史分野では各時代の特徴や重要人物と出来事、その歴史的な時代背景や原因などを正しく把握していく必要があります公民分野では時事問題・郷土問題・環境問題の融合問題でも出題傾向があります。社会情勢に関心をもち、日頃から新聞やテレビなどのニュースに触れて重要な事件・出来事の語句を覚えておきましょう。

理科
今年度は小学校の履修内容でない花の色の遺伝に関する問題が出題されました。実験結果をまとめた表をよく見れば、さほど難しくはありませんが、初めて見る内容だったのであせった受験生もいたことでしょう。この問題以外は、暗記問題と計算問題がバランスよく出題されており、難易度は標準レベルでした。努力してきた受験生が力を発揮しやすい問題だったと思われます。今年度は例年に比べると難問が少なかったので、来年度は、今年度に比べやや難化するのではないかと思われます。ノートルダム清心中の理科は、実験を考察させる問題がほぼ毎年出題されているので、過去問でしっかり勉強をしておくことが大切です。

◎ノートルダム清心中学校の入試分析(7)

◆算数◆

>>2015年 学力検査の出題の総括

問題構成はその①が小問9問、その②が大問3題と例年通りとなっていました。その①は、ここ数年易化していますが、今年度も昨年度と、難易度はあまり変わっていません。1問、一見解きにくい問題もありましたが、合格するためには、8問程度の正解は欲しいところです。過去の問題からで出題された問題と似たものも多くあり、過去問で演習を積んでいた生徒にとっては解き易い問題もいくつかあったようです。
その②は、大問3題で設問が全部で8問となっていました。出題単元は、「速さ」「立体の体積」「和と差に関する問題」の3単元でした。「立体の体積」や「和と差に関する問題」では、確実に(1)や(2)の前半の問題を正解しておく必要があります。大問の難易度は昨年度と比べ、ほんの少しですが解きにくい問題も含まれていました。
ノートルダム清心の算数で、出題される問題は基本問題がほとんどです。難易度が高い特殊な問題は、近年ほとんど出題されていません。基本的な問題を、まんべんなく正確に解く力が必要だと言えます。

>>2016年度の入試に向けての対策

例年、算数が易化傾向にありますが、今年度はそこまで易し過ぎるものばかりではなかったと思います。合格した生徒でも、何問かは、その①でもその②でも、一見解きにくいと感じた問題もあったようです。
ノートルダム清心において、算数を合格ラインにするためには、その①でミスを1~2問に抑えることが必要になってきます。今年度、出題はありませんでしたが、「工夫する計算問題」や、反対に「工夫できそうだが工夫してはいけない計算問題」もよく出題されていますので、確実な計算力も必要です。小問で出てくる単元は、毎年幅広いです。「速さ」に関する問題や、「立体図形」に関する問題などが出題された年もありますので、完全攻略の前半で小問の基礎力をつけ、過去問で何度も演習を積んでおきましょう
その②に関しては、それぞれの大問の前半で確実に正解する必要があります。(1)や(2)で出題される問題は、基本的な問題ばかりです。出題の多い単元としては、「図形的な問題」「和と差の関する問題」「速さに関する問題」「割合に関する問題」があげられます。様々な学校の過去問題などでも演習しておくとよいでしょう。

◆国語◆

>>2015年 学力検査の出題の総括

漢字は独立せず、読解問題に組みこまれた形で作成されています。大問一は服部圭郎『若者のためのまちづくり』から抜粋したものが、大問二はいしいしんじ『サラマンダー』から抜粋したものが出題されました。
例年、記述は3問出題されています。字数は50字~100字程度のものが出題されます。ここではある程度時間をとって解きたいところですので、記号選択・漢字・語句・文法を優先的に、時間を上手に配分しながら、テンポよく解いていくことが合格点到達へのかぎとなります。

>>2016年度の入試に向けての対策

<漢字の書きとり・語句・文法について>
漢字は、出題の文章中から出題されますので書き間違い易いものや、同音異義語が出題され易い傾向は今後も続くと考えられます。今年でいえば「危険」の「危」の書き間違い、「支持」「要領」を他の同音異義語にしてしまうということです。小4・小5で学習した漢字の復習をしっかり復習しておくことが必要です。
<読解問題について>
例年、説明的文章は比較的解き易く、文学的文章では難解な問題が出題されています。このため、説明的文章を先に解き、文学的文章は後にまわす、といった作戦が必要になります、ただし、この作戦を成功させるには説明的文章を短時間で正確に読み取り処理する能力を身につけておかなければなりません。テキストに載っている説明的文章の復習など積極的に取り組み、説明的文章に対する苦手をなくしておきましょう。加えて、文章全体を読んでどのようのことが書かれているか、筆者の主張は何か的確に捉える練習をしておきましょう。
記述は全体で3題出題されますが、文学的文章では記述が2題出題され、そのうち1題は主題に関する80~100字程度の記述が最後に出題されます。もう1題の記述は難易度が高くありません。問題をよく読み傍線部の内容をしっかりと読み取れば得点できますので、記述問題を避けずに取り組めるようにしておきましょう。また、最後の記述についても、部分点の獲得を目指したいところです。文学的文章の記号選択問題はなかなか骨の折れるものが多いので、記述でしっかりと得点を重ねていくといった対策が必要となってきます。
また、空欄補充やことばの意味に関する問題では点を落とせません接続語の問題では、前後のつながりをしっかりと読み取ること、ことばを補充するのであれば、一文を読んでふさわしいものを選べるようにすることといった、授業で学習していることに忠実に取り組んで行くようにしましょう。

◆社会◆

>>2015年 学力検査の出題の総括

出題構成は昨年度より大問が1題少ない4題でしたが、総設問数は昨年より1問多い65問でした。難易度は例年並みでしたが、問題文も多く、解答するスピードが要求される傾向にあり、難しく感じた受験生もいました。大問別で1歴史分野、2地理分野、3地理分野、4公民分野からの出題でした。難解な問題もありますが、大半は基本的な問題で、日々の復習をきちんとしておけば十分に合格点がとれる問題でした。

>>2016年度の入試に向けての対策

日々の授業において、確認テストで満点合格を目標とし、正しい知識の定着させていくことが何よりも重要です。地理分野では地形・地誌・産業(農業・工業・林業・水産業・商業・貿易・交通)の特徴と基本語句の性格な把握が不可欠です。歴史分野では各時代の特徴や重要人物と出来事、その歴史的な時代背景や原因などを正しく把握していく必要があります。公民分野では時事問題・郷土問題・環境問題の融合問題での出題傾向が顕著です。社会情勢に関心をもち、日頃から新聞やテレビなどのニュースに触れて重要な事件・出来事の語句を覚えておく必要があります。記述問題に関しては例年3~4問程度出題されますが、内容は基本レベルのものであり、簡潔に答える問題が主流です。基本的な知識と資料や図から解答につながるヒントを見つけ出し、文章に組み立てて答える必要があります。記号選択問題については、出題の約半分を占めます。大切なことは①正解を選ぶのか、それとも誤りを選ぶのか、②設問の内容で誤った部分を見つけることができるか、③人物・地名・用語が適切か、④できごとの前後関係がふさわしいものか、⑤文章自体の意味が適切、⑥資料やグラフの内容とそれぞれの選択肢の内容が合っているか、等を判断して「選択」する能力が試されます。語句問題については「地形や産業、貿易・交通の特徴」や「歴史の基本事項、時代と事象・歴史的な背景」「公民分野、政治・日本国憲法の基礎知識」「身近な地域の地誌や歴史」「時事問題」「世界の情勢と現在の日本」「生活関連事項」など出題分野は多彩です。多くのことがらを把握し、解答に反映させる必要があります。小学4年生は塾で習う語句を一つずつきちんと暗記していきましょう。小学5年生は毎回の授業で説明される内容を理解していくことと重要語句の暗記に力を注いでください。小学6年生は、前半は小学5年生と同様に毎回の授業で説明される内容を理解していくことと重要語句の暗記に、後半はそれまでに覚え切れていない重要事項の理解・暗記をし、入試問題演習で出題傾向や答え方をマスターしていきましょう。入試直前期には塾で過去問演習を行うので、ご家庭では間違えた問題の解きなおしに時間をかけることをおすすめします。

◆理科◆

>>2015年 学力検査の出題の総括

今年度も、生物・地学・物理・化学の各分野から、1題ずつ出題されました。設問数も例年並みで、落ち着いて問題に取り組めば40分の試験時間で十分に答えられる内容でした。生物分野では花色の遺伝が出題されたため、難しいと感じる受験生も多かったと思います。ただ、物理分野の「電磁石」や化学分野の「気体の発生」の計算問題は、基本的なレベルであったため、先に大問3や大問4を先に解いたほうが得点率を上げることができたと思います。全体的には、難問は少なかったため、難易度は下がりました。

>>2016年度の入試に向けての対策

今年度は、小学校の履修内容ではない花の色の遺伝に関する問題が出題されました。実験結果をまとめた表をよく見れば、さほど難しい内容ではなかったのですが、初めて見る内容だったため、あせってしまう受験生もいたかもしれません。この遺伝の問題以外は、暗記問題と計算問題がバランスよく出題されており、難易度は標準的だったため、こつこつがんばってきた受験生が力を発揮しやすい問題だったと思います。今年度は例年に比べると難問が少なかったので、来年度は今年度と同程度か難化するのではないかと思われます。
基本事項を暗記することや、塾の教材を何度も演習しパターン化された問題を解く力は当然必要ですが、気象台や科学館に脚を運んだり、科学ニュースを見ることで、さなざなば自然現象に興味を持つことも大切です。ノートルダム清心の理科は、実験考察をさせる問題がほぼ毎年出題されるので、広島県に限らず多くの学校の過去問を解くのもよい練習になるでしょう。

 

広大附属中学校

◎広大附属中学校入試データ(1)(定員120名)

①志願者・合格者・入学者の人数

  男子 女子
一般 志願者 587 450 1037
受験者 582 448 1030
合格者 135 65 200
入学者 61 48 109
附属小 入学者 11 18 29
全体 志願者 625 490 1115
受験者 620 488 1108
入学者 72 66 138

②学力検査成績

  国語
(100点)
社会
(60点)
算数
(100点)
理科
(60点)
大問配点 1 42点
2 16点
3 42点
1 10点
2 10点
3 11点
4 13点
5 10点
6  6点
1 24点
2 18点
3 18点
4 20点
5 20点
1 15点
2 15点
3 15点
4 15点
全受験者平均 60点 40点 78点 33点
合格者最低点 250点(調査書は含まない)

◎広大附属中学校合格最低点(2)
250点/320点
※合格最低ライン78%

◎広大附属中学校科目別難易度(3)

算数 やや易化
国語 やや易化
社会 横ばい
理科 やや難化
総合 やや易化

◎広大附属中学校合格ライン(4)

(推定) ※( )は配点

算数 85点(100)
国語 75点(100)
社会 50点(60)
理科 40点(60)
総合 250点(320)

◎中村教室:広大附属中学校合格実績(5) ※合格率62%
(定員120名) 47名 合格(75名受験)

◎広大附属中学校受験にあたってのポイント(6)
算数
広大附属中学校の検査問題は、ここ2年、易化傾向にあります。以前は、問題文の条件を正確に読みとり、論理的に考える必要がある問題が多く出題されていましたが、最近の問題については、比較的解きやすい問題が多くなってきていると言えます。ただし、「○○算の解法を使って解く」などという、形式に当てはまらない出題が多いため、単純なパターン演習だけで対応するのは難しいといえます。初見の問題文を、短時間で正確に読み取るためには、ある程度の学力が必要になります。また、今年度の設問数は18問で、1問あたりの配点は5点~6点と、理社と比べても、1問正解するかそうでないかにかなりの“重み”があります。ということは、検査時間50分の中で可能な限り「ミスを減らす」努力が必要であるといえます。確実に正解しなければならない問題は時間をかけずに早めに解き、調べ上げたり、場合分けが必要だったりという問題には、落ち着いて計算ミスに注意しながら、ある程度時間をかけて解くような配慮が必要です。
よく出題される単元としては、「規則性」・「場合の数」・「平面図形・立体図形」・「速さ」・「水量変化」などです。速さや水量変化については、グラフを伴った問題も多いので、十分慣れておく必要があります。小4~小5で習った単元からも出題されますので、こうした単元の問題に対応できるように、今まで使ってきたテキスト等できちんと演習を積み重ね、本番に臨みましょう

国語
<漢字の書き取り。語句・文法について>
昨年度は漢字の書き取りが3問のみの出題でしたが、今年度は漢字の書き取り3問に加えて読みが1問出題されました。どの問題も授業で配布している教材で対応できる問題でしたので、全て正解できるようになりたいものです
文法の出題はここ最近ありませんが、過去には出題がありましたから、やはり備えておくべきでしょう。文法にせよ語句にせよ、いわゆる難問や奇問が出題されることはありませんから、授業で配布している教材をしっかりと何度も練習することが重要になります。
<読解問題について>
設問数が増えたことが今年度の変化の1つでしたが、半分近くを占める空所補充の問題も、記号が選択する問題が多いので1問1問はそれほど時間がかかりません。しかし、1問に時間をかけすぎると時間が足りなくなってしまうので、悩みすぎず、わからなければ次の問題に移ることが必要です。日ごろから時間を計って解くようにしましょう。また、難易度は高くありませんが、正確な読み取りを要求されている問題ばかりです。授業で習う解き方が身についていれば簡単に解ける問題も多いので、普段の授業を大切にしましょう。記述問題は難しいことが多く、また例年、何かを説明するという問題が出題されているので、過去問を利用するなどして、文章を書く練習をしておくと良いでしょう

社会
例年、細かな知識を要求されることはあまりありませんが、問題文をよく読まないと、設問がやや分かりにくいこともあるので、問われていることをしっかりと確認してから解答することが重要です。基本的なことを聞かれているにもかかわらず、難しく考えさせられてしまう傾向にあります。
広大附属中の社会は、まず知識があることを前提とし、そのうえで知識を活用できるかどうかを問うてきます日頃から、しっかりと基本事項については完璧にしておくこと。そして塾で習ったことやニュースで知ったことに対して、「どうしてなのか」という論理的な思考力を働かせること。この2点が必要です。
また、小学校の教科書からの出題が見られるのも特徴の一つなので、学校での勉強をおろそかにせず、そのうえで塾の勉強を積み重ねて受検に備えるようにしましょう。今年度はそれに付け加え、郷土広島についても知識が求められる問題でした。
今年は、東京オリンピック開催決定にからめた出題、東日本大震災にからめた出題が見られました。日々のニュースをしっかり見て、出来事の関連性をしっかり頭に入れておきましょう。重大なニュースに関する出題が必ずあります。日頃からニュースを見て、事柄の関連性を確認する習慣をつけておきましょう

理科
まずは、基本的な暗記問題が多いので、暗記の徹底をすることが必要です。また、物理・化学・生物・地学すべての分野が出題されるので、単元の苦手をなくすことも必要です。そのほか、科学的な興味関心を重視する問題も出題されるので、低学年であれば博物館などを利用することもひとつの手です。
理科・社会あわせて50分という制約上、難問の類は出題されないので、基本的な問題演習で繰り返し学習し、時間をかけず問題を解く訓練をすることが求められます。
2015年は広大附属中全受検者の平均点が60点満点中33点でした(55%)。2014年度は35点。2013年度は43点でした。

◎広大附属中学校の入試分析(7)

◆算数◆

>>2015年 学力検査の出題の総括

問題構成は大問が5題と昨年同様でしたが、設問数は増加しました。設問数は2013年度から2014年度にかけて15問から13問に減少しましたが、今回の2015年度入試では18問へと増加したことになります(完答3問含む)。1問あたりの配点が5~6点程度でした。前半の小問集合などは、やさしい問題が多く、確実に得点すべき問題でした。後半の大問についても、比較的解きやすい問題が多く、全体的な難易度は昨年と比較して易化しました。出題内容については、従来の傾向は、中学入試特有の特殊算等の知識をもって解く問題が皆無でしたが、今年度は一方に揃えて解くつるかめ算のような考え方を扱った問題が大問で出題されました。その他については、論理的な思考力や図形の状況や動きを想像する力、設問の意図を読み取る力が求められる問題で構成されていました。平均点は昨年度よりは高いと思われるため、比較的高得点を取らないと合格ラインには届かなかったと思われます。

>>2016年度の入試に向けての対策

広大附属中学校の検査問題は、ここ2年、易化傾向にあります。以前は、問題文の条件を正確に読みとり、論理的に考える必要がある問題が多く出題されていましたが、最近の問題については、比較的解きやすい問題が多くなってきていると言えます。ただし、「○○算の解法を使って解く」などという、形式に当てはまらない出題が多いため、単純なパターン演習だけで対応するのは難しいといえます。初見の問題文を、短期間で正確に読み取るためには、ある程度の学力が必要になります。また、今年度の設問数は18問で、1問あたりの配点は5点~6点と、理社と比べても、1問正解するかそうでないかにかなりの“重み”があります。ということは、検査時間50分の中で可能な限り「ミスを減らす」努力が必要であるといえます。確実に正解しなければならない問題は時間をかけずに早めに解き、調べ上げたり、場合分けが必要だったりという問題には、落ち着いて、計算ミスに注意しながら、ある程度時間をかけて解くような配慮が必要です。
よく出題される単元としては、「規則性」・「場合の数」・「平面図形・立体図形」・「速さ」・「水量変化」などです。速さや水量変化については、グラフを伴った問題も多いので、十分慣れておく必要があります。小4~小5で習った単元からも出題されますので、こうした単元の問題に対応できるように、今まで使ってきたテキスト等できちんと演習を積み重ね、本番に臨みましょう

◆国語◆

>>2015年 学力検査の出題の総括

昨年度の大問2題構成から、一昨年度の大問3題構成に戻りました。今年度の大きな特徴は、大問2で詩の出題があったことです。一昨年度にも設問の1つとして詩が出題されましたが、今年度は大問での出題でした。大問1は説明的文章、大問3は物語的文章で、説明的文章が先に出題されているという点では昨年度と同じでした。また、例年広大附属中学校受検者を悩ませる、特殊な問題(一昨年度は指示された図形を描けるように言葉で説明する問題、昨年度は文章中の内容に沿った実験の図とその実験の説明をする問題)は出題されませんでしたが、それに近い問題として、大問3の問6で場面にふさわしい音読の仕方とその理由を答える問題が出題されました。しかし、登場人物の心情を性格に読み取れていれば解答欄を埋めることができた問題でした。
全体的なレベルは昨年度より簡単になったと考えられますが、設問数が大きく増えたので、正確に読み取る力と速く解く力が求められ、これらの力が不足していると他の受検生と大きな差がついたと思われます。

>>2016年度の入試に向けての対策

<漢字の書きとり・語句・文法について>
昨年度は漢字の書き取りが3問のみの出題でしたが、今年度は漢字の書き取り3問に加えて読みが1問出題されました。その問題も授業で配布している教材で対応できる問題でしたので、全て正解できるようになりたいものです。
文法の出題はここ最近ありませんが、過去には出題がありましたから、やはり備えておくべきでしょう。文法にせよ語句にせよ、いわゆる難問や奇問が出題されることはありませんから、授業で配布している教材をしっかりと何度も練習することが重要になります。
<読解問題について>
設問数が増えたことが今年度の変化の1つでしたが、半分近くを占める空所補充の問題も、記号を選択する問題が多いので1問1問はそれほど時間がかかりません。しかし、1問に時間をかけすぎると時間が足りなくなってしまうので、悩みすぎず、わからなければ次の問題に移ることが必要です。日ごろから時間を計って解くようにしましょう。また、難易度は高くありませんが、正確な読み取りを要求されている問題ばかりです。授業で習う解き方が身についていれば簡単に解ける問題も多いので、普段の授業を大切にしましょう。記述問題は難しいことが多く、また例年、何かを説明するという問題が出題されているので、過去問を利用するなどして、文章を書く練習をしておくと良いでしょう。

◆社会◆

>>2015年 学力検査の出題の総括

大問6題の構成で、地理分野から2題、歴史分野から2題、公民分野から2題出題されました。地理・歴史・公民の3分野から均等に出題されており、知識の暗記だけで答えられる基本レベルの問題が中心で、多くの受験生を惑わせるような難問は見られません。しかしながら、教科書内容からの出題、郷土広島に関する問題、時事問題をからめた問題など幅広い知識が求められ、理解力や思考力をはかる記述問題もあるため、合格に必要な江得点が容易にとれる内容ではありません知識を詰め込むだけではなく、しっかりと自分で考え、持っている知識を活用できる生徒を求めているのではないかと思われます。

>>2016年度の入試に向けての対策

例年、細かな知識を要求されることはあまりありませんが、問題文をよく読まないと、設問がやや分かりにくいこともあるので、問われていることをしっかりと確認してから解答することが重要です。基本的なことを聞かれているにもかかわらず、難しく考えさせられてしまう傾向にあります。
広大附属中の社会は、まず知識があることを前提とし、そのうえで知識を活用できるかどうかを問うてきます日頃から、しっかりと基本事項については完璧にしておくこと。そして塾で習ったことやニュースで知ったことに対して、「どうしてなのか」という論理的な思考力を働かせること。この2点が必要です。
また、小学校の教科書からの出題が見られるのも特徴の一つなので、学校での勉強をおろそかにせず、そのうえで塾の勉強を積み重ねて受検に備えるようにしましょう。今年度はそれに付け加え、郷土広島についても知識がもとめられる問題でした。
今年は、東京オリンピック開催決定にからめた出題、東日本大震災にからめた出題が見られました。日々のニュースをしっかり見て、出来事の関連性をしっかり頭に入れておきましょう。重大なニュースに関する出題が必ずあります。日頃からニュースを見て、事柄の関連性を確認する習慣をつけておきましょう

◆理科◆

>>2015年 学力検査の出題の総括

問題構成は大問4題、設問数19問で出題数は減少傾向にあるといえますが、広大附属中の特徴である記述問題に加え、グラフなどの作図や計算問題など深い思考力と表現力も問われるようになりました。出題内容は、例年通り物理分野・化学分野・地学分野・生物分野の全ての分野からでした。どれも基本的な内容でしたが、正しい知識を多角的に答えさせる問題が多かったので、日ごろの暗記が合否の分かれ道となったのではないでしょうか。

>>2016年度の入試に向けての対策

まずは、基本的な暗記問題が多いので、現在小学5年・6年の予習シリーズ(上)(下)の知識分野の暗記の徹底をすることが必要です。また、物理・化学・生物・地学すべての分野が出題されるので、単元の苦手をなくすことも必要です。そのほか、科学的な興味関心を重視する問題も出題されるので、低学年であれば博物館などを利用することもひとつの手です。
理科・社会あわせて50分という制約上、難問の類は出題されないので、基本的な問題演習で繰り返し学習し、時間をかけず問題を解く訓練をすることが求められます

◎広大附属中学校の入試分析(7)

◆算数◆

>>2015年 学力検査の出題の総括

問題構成は大問が5題と昨年同様でしたが、設問数は増加しました。設問数は2013年度から2014年度にかけて15問から13問に減少しましたが、今回の2015年度入試では18問へと増加したことになります(完答3問含む)。1問あたりの配点が5~6点程度でした。前半の小問集合などは、やさしい問題が多く、確実に得点すべき問題でした。後半の大問についても、比較的解きやすい問題が多く、全体的な難易度は昨年と比較して易化しました。出題内容については、従来の傾向は、中学入試特有の特殊算等の知識をもって解く問題が皆無でしたが、今年度は一方に揃えて解くつるかめ算のような考え方を扱った問題が大問で出題されました。その他については、論理的な思考力や図形の状況や動きを想像する力、設問の意図を読み取る力が求められる問題で構成されていました。平均点は昨年度よりは高いと思われるため、比較的高得点を取らないと合格ラインには届かなかったと思われます。

>>2016年度の入試に向けての対策

広大附属中学校の検査問題は、ここ2年、易化傾向にあります。以前は、問題文の条件を正確に読みとり、論理的に考える必要がある問題が多く出題されていましたが、最近の問題については、比較的解きやすい問題が多くなってきていると言えます。ただし、「○○算の解法を使って解く」などという、形式に当てはまらない出題が多いため、単純なパターン演習だけで対応するのは難しいといえます。初見の問題文を、短期間で正確に読み取るためには、ある程度の学力が必要になります。また、今年度の設問数は18問で、1問あたりの配点は5点~6点と、理社と比べても、1問正解するかそうでないかにかなりの“重み”があります。ということは、検査時間50分の中で可能な限り「ミスを減らす」努力が必要であるといえます。確実に正解しなければならない問題は時間をかけずに早めに解き、調べ上げたり、場合分けが必要だったりという問題には、落ち着いて、計算ミスに注意しながら、ある程度時間をかけて解くような配慮が必要です。
よく出題される単元としては、「規則性」・「場合の数」・「平面図形・立体図形」・「速さ」・「水量変化」などです。速さや水量変化については、グラフを伴った問題も多いので、十分慣れておく必要があります。小4~小5で習った単元からも出題されますので、こうした単元の問題に対応できるように、今まで使ってきたテキスト等できちんと演習を積み重ね、本番に臨みましょう

◆国語◆

>>2015年 学力検査の出題の総括

昨年度の大問2題構成から、一昨年度の大問3題構成に戻りました。今年度の大きな特徴は、大問2で詩の出題があったことです。一昨年度にも設問の1つとして詩が出題されましたが、今年度は大問での出題でした。大問1は説明的文章、大問3は物語的文章で、説明的文章が先に出題されているという点では昨年度と同じでした。また、例年広大附属中学校受検者を悩ませる、特殊な問題(一昨年度は指示された図形を描けるように言葉で説明する問題、昨年度は文章中の内容に沿った実験の図とその実験の説明をする問題)は出題されませんでしたが、それに近い問題として、大問3の問6で場面にふさわしい音読の仕方とその理由を答える問題が出題されました。しかし、登場人物の心情を性格に読み取れていれば解答欄を埋めることができた問題でした。
全体的なレベルは昨年度より簡単になったと考えられますが、設問数が大きく増えたので、正確に読み取る力と速く解く力が求められ、これらの力が不足していると他の受検生と大きな差がついたと思われます。

>>2016年度の入試に向けての対策

<漢字の書きとり・語句・文法について>
昨年度は漢字の書き取りが3問のみの出題でしたが、今年度は漢字の書き取り3問に加えて読みが1問出題されました。その問題も授業で配布している教材で対応できる問題でしたので、全て正解できるようになりたいものです。
文法の出題はここ最近ありませんが、過去には出題がありましたから、やはり備えておくべきでしょう。文法にせよ語句にせよ、いわゆる難問や奇問が出題されることはありませんから、授業で配布している教材をしっかりと何度も練習することが重要になります。
<読解問題について>
設問数が増えたことが今年度の変化の1つでしたが、半分近くを占める空所補充の問題も、記号を選択する問題が多いので1問1問はそれほど時間がかかりません。しかし、1問に時間をかけすぎると時間が足りなくなってしまうので、悩みすぎず、わからなければ次の問題に移ることが必要です。日ごろから時間を計って解くようにしましょう。また、難易度は高くありませんが、正確な読み取りを要求されている問題ばかりです。授業で習う解き方が身についていれば簡単に解ける問題も多いので、普段の授業を大切にしましょう。記述問題は難しいことが多く、また例年、何かを説明するという問題が出題されているので、過去問を利用するなどして、文章を書く練習をしておくと良いでしょう

 

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