コース・クラス

中学受験・小学部 > 中学受験情報

中学受験対策:性格別勉強方法と目標・志望校の持たせ方(最新版)(塾生・会員生・中村教室グループ塾生・保護者共通)

中学受験を予定されている方は、ご覧の上、お子様の勉強方法についての参考にしてください。受験は、お子様の一人一人の個性・性格に合わせて進めさせていくことによってレベルアップを図ることが出来、志望校に合格することが出来ます。じっくり以下の内容を読んでください。

性格別勉強方法と目標・志望校の持たせ方についてのポイントです。

①保護者の基本姿勢

 子供の多くに共通する傾向をなるべくうまく使って、アドバイスをするなどの方法で接する

→ 例えば、将来は別として、子供に多いプラス思考に働きかけて、マイナス思考のアドバイスをできる限りしないように心掛ける。また、低学年の間はお母さんに、高学年の間は先生に良く見られたいというような思いをうまく使って、子供を褒めて成長させる

 まず、子供の性格として「自信家」「引っ込み思案」「気分屋」「マイペース」「打たれ弱い」の5つのタイプに分けてみて、我が子がどれに当てはまるのかを考えてみる。当てはまる性格に合う良い点を大きく伸ばす勉強方法を試してみる。

→ 子供を信じ、子供は日々成長し続けるという考えをもとにして、大いに褒めながら根気強くアドバイスをし続けるスタンスは注意ではなくアドバイスとし、大事なアドバイスはなるべく紙に書いて勉強部屋に貼っておくことによって、口頭でのアドバイスの回数は減らすようにする

 次に、子供の性格から生まれる欠点を少しでも補うような勉強方法も少しずつ試してみる

→ ただ、子供が頑張っている勉強レベルを考えると、そんなに簡単にはうまくいかなくて当たり前だという姿勢で、周りが子供の成長を温かく見守ることが大事である。また、子供の弱点に対しても周りはあきらめることなく、弱点を完全に克服できなくても、普通あるいはやや弱点というレベルにまでもっていければ充分であるという姿勢で取り組む

 子供の性格が、時と場合によって、さまざまな形で現れても、焦ること無く少しでも取り組み易い勉強方法から始めてみる。すなわち、それぞれの性格に合う良い点と大きく伸ばす勉強方法を優先する方が大事である

→ 強いて言えば、子供の性格とし複数のマイナス面があって、あれこれと取り組まなければいけない課題があると、心配する保護者の気持ちはよく分かるが、それは、すでに親がマイナス思考になっている。小学生で欠点を全て修正し、完璧な勉強方法が出来るという理想的な状態はなかなか難しいので、子供の性格をうまく使って1つでも前向きに取り組めるより良い勉強方法を親子で模索して欲しい

 子供の性格が、努力の仕方によって変化することもよくある。従って、周りが子供の性格を決めつけていく姿勢で環境づくりをするのではなく、たとえ少しの変化であったとしても努力によってつかみかけた成長のきっかけをしっかりと認めてやることは保護者の大事な役目である。

→ 例えば、1つのテストで平均3問ミスしてくる子供が、自分なりに努力した勉強方法を取り入れ、テストで2問のミスをしてきたときには、子供にその成果をしっかり評価してやれるかどうかで、今後のミスをより減らすための成長が決まってくる

②性格別勉強方法と目標・志望校の持たせ方

 自信家タイプの子供は自分でどんどん勉強を先行していくことが出来る場合が多いので、難問に取り組む機会を家庭学習の中に多く取り入れ、実戦的な練習の割合を多くして思考力を鍛えることに力を入れると良い。時には先取り勉強も取り入れ、正答率の低い難問の正解を褒めながら前向きにどんどん勉強をさせる。

→ ただ、自信家タイプは自分を疑う事が少ないので、見直し・検算などがうまく出来ていない場合が多い。従って、家庭学習で答えが出た問題番号に、自信がある場合は/印、ない場合は○印をつけるようにして、必ず○印の問題は全て見直し・検算を習慣づけることが大事である。おすすめの学習アイテムとしてミスパターンノート作成を試すとよい。また、正解している問題の解説を見ないことも多いので、解法力を研ぎ澄ますことにも重点を置く勉強方法が出来れば言う事がない。
→ 自信家タイプは模試などでの目標として、3回のうち一番悪い偏差値をいくらに抑えるという目標を決めて取り組み、志望校は最初から2ランクぐらい高いあこがれの学校を目指すとよい

 引っ込み思案タイプの子供は勉強に対して、慎重に取り組む姿勢がある分、つけた力については自信を持てると、その実力を発揮する確率は非常に高くなるので、間違うことは悪くないという意識を徹底的に身につけさせ、復習テスト勉強をしっかり繰り返していくと、確実な学力をつけていくことは間違いない。

→ ただ、引っ込み思案タイプは、いくら努力を繰り返しても難問を見ると手が止まってしまうところがあるので、難問を正解・不正解に一切こだわらずに、もし分からなければ条件整理だけでもしてみるというような家庭学習の時間をとるように習慣づけるとよい。おすすめの学習アイテムとしては、難問集を作成するようにし、夏休みなどのときに少しずつでも解いていき、難問への拒絶反応を軽減していくとよい。また、テストの前半で分からない問題が出ると、後半に影響する場合が多いと思うので、その設定での演習は得点力をかなりアップさせる。
→ 引っ込み思案タイプは模試などで3回のうち一番良い偏差値がいくらを超えるという目標を決めて取り組み、志望校は現在の自分の実力ラインより少し余裕のある学校を目指し徐々に成績を上げて志望校のランクを上げていく

 気分屋タイプの子どもは集中して勉強した時間は、効率の良い勉強ができる場合が多いので、時間を短く区切って家庭学習に取り組むように工夫する。そうした集中力の高い勉強時間を増やすことによって、勉強の取り組み方法のムラを少なくしていくとよい。

→ ただ、気分屋タイプは集中できる時間を徐々に伸ばしていったり、集中しにくかったりするときに集中力を保つ訓練が出来れば、成績のムラもより少なくなるので、宿題に取り組む時はノートの上に問題数○問と時間○分を書き、テストと同じように集中して取り組むように習慣づけをするとよい。もちろん、丸つけをした後に直しの時間も○分と書いて勉強するとよりよい。おすすめの学習アイテムとして自分で制限時間をつけた問題集(最初は制限時間が正しくなくてもよい)も取り組み、その制限時間を振り返って、次からは自分に少し厳しい制限時間に変えて取り組むとより効果が出る。また、弱点分野の学習をどうしても後回しにする傾向があるが、普通かやや弱点ぐらいにまで高める努力だけでも出来れば、評価してやればよい。
→ 気分屋タイプは模試などで3回の平均偏差値がいくらを越えると目標を決めて取り組み、志望校は自分の勉強のモチベーションを上げてくれるような学校を複数校目指すとよい

 マイペースタイプの子供は、真面目に、やるべき宿題をきっちりこなすことが出来る。この、自分のペースで勉強できる力は子供にとっては1つの財産ではある。従って、このタイプには常に課題を多めにして何とか6割5分ぐらい出来ればよいという設定にしておくと、だんだん慣れてきて数多い課題をこなすことが出来るようになり、勉強方法は成長していく。
ただ、マイペースタイプは難問を考え込んでベースを崩したり、あまりにも多い問題数に慌てたりすると、急に実力を出す能力が弱くなってしまうので、自分で問題選択が出来る力を訓練するとよい問題の取捨選択を好き嫌いではなく、客観的に判断できるようになれば、得点力が上がるのは間違いない。おすすめの学習アイテムとしては、自分でレベル別の印をつけた問題集(最初はレベル別の印が正しくなくてもよい)に取り組み、段々と自分の力と照らし合わせて、解けそうな問題○、勝負問題△、後に回す問題×の3種類の印が自分でつけられるようになればよりよい。また、得点力をより上げるために、テストの正答率表等を見て、自分のテストの受け方を反省するのもよい。

→ マイペースタイプは模試などでの目標として、毎回の偏差値が前回を上回るように決めて取り組み、志望校は現在の自分の実力ラインの学校を目指すとよい。

打たれ弱いタイプの子供は、自分の良い状態をすぐに思い出せる環境を整えて、気持ちの切替がすぐに出来る習慣性をつけることが出来ればその弱さを充分に克服できる。このタイプは、悪い成績を取ったり、分からない問題があったりすると、いつまでも気持ちを引きずり、家庭学習でも勉強が手につかなくなるが、小学生の場合、まだまだ経験が浅いので、ほとんど全員が自分の学力レベルを数段こえた問題に出合うとそうした状態に陥る危険性がある

→ 自分の勉強部屋のよく見える所に良い成績表や答案をいくつも貼るようにし、家庭学習で分からない問題が出てきてもその成績表を見て、自分が全く分からない問題は後に回しても大丈夫であると考え、すぐに次の問題に取り組んで、もし時間が余ったら、その分からなかった問題に戻る練習をするとよい。おすすめの学習アイテムとして独自のベスト10問題集・基礎事項まとめノート作成を試すとよい。さらに、良い成績表や答案を貼るのと同様に、すぐ自信を取り戻せる文具品(過去にうまく出来たときの思い入れがあるものなど)を身近に置いたり、簡単にできる自信回復のための動作やおまじない(胸に手を当てて落ち着くなど)を決めておく。また、模擬テストで分からない問題を見てパニックになることはつらいことではあるが、その経験が今後の自分のお守りになる。
→ 打たれ弱いタイプは模試などで、毎回今までの偏差値の中で一番良い偏差値を超えることを目標として取り組み、志望校はワンランクぐらい高い学校を目指すとよい

▲pagetop中学受験情報のインデックス

教室のホームページに掲載されている全ての画像、文章のデータについて、 無断転用・無断転載をお断りいたします。